僕は2016年7月に開業しました。
個人事業主なので社長ではないけれど「代表」です。(いちおー)
2016年は結構がんばって仕事をしてみましたが、2017年はほとんど仕事をしませんでした。
なので当然、稼ぎはものすごく少なくて、税金や社会保障費を払うどころか、「生活大丈夫?」と心配されてしまうレベルです。
こんな自分ですが、2018年はもう少しがんばって自分のお仕事をしなきゃなと考えています。
良い本を読んだので紹介します。
著者は税理士・経営コンサルタントの「山本憲明」さん。
「会社を大きくしてはいけない」がテーマの本です。
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起業や開業の本というのは、
「最初は小さく始めよう」
「利益が出たら会社を大きくしていこう」
みたいなことが書かれている本が多いのだけど、この本は、
「会社を大きくするのはやめよう」と説いています。
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「会社を大きくする弊害」は、
1.右肩上がりを目指すと大半は崩れていく
2.会社を大きくしていくと、「人の問題」が顕在化する
3.会社を大きくすると、小さくしていくのが難しい。ずっと維持するのは本当に大変
などの理由があります。
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「人の問題」というのは、すごくよくわかります。
例えば、
人が増える → 人同士の軋轢が増える → 組織がうまくいかなくなる → 仕事が回らない
人が増える → パワハラ・セクハラ・不正の問題にも対処しないといけない
などなど。
会社の面倒な人間関係がイヤで早期退職したのに、また面倒な人間関係をわざわざ作るなんて確かにバカみたいです。
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「1人経営のメリット」は、
1.小回りや方向転換が容易
2.家計と結びつけた経営計画を立てられる
3.オフィスも従業員もいらない → 人の管理をしなくてよい
などです。
動く人間が自分だけなら、変化もカンタン、撤退もカンタンです。
1人経営の計画については「第3章 1人会社のお金について考える」に詳しく書かれています。
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まぁ、そもそも僕に会社を大きくする才覚なんて無いので、余計な心配なのですけどね。(^^;)
でも、万が一、今後の商売がうまくいってしまったら、「会社を大きくしてもロクなことが無い」ということはちゃんと覚えておきたいです。
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最後に、読んでいて(あ、いいこと書いてあるな)と思った項目について書いておきます。
「雇われない生き方、雇わない生き方」 -第2章7項-
ただ雇われて搾取され、給料をもらって生きていくだけでは、ますます大変になります。
人を雇って搾取しない、人に雇われて搾取されないようにしたいものです。
搾取をするなら、自分から搾取しましょう。
つまり「1人経営」をやっていけばいいのです。
「雇われない生き方、雇わない生き方」を目指しましょう。
1章:これからの日本経済と会社について考えよう
2章:会社を大きくしてはいけない
3章:1人会社の「お金」について考える
4章:1人会社の時間の使い方
5章:1人会社をずっと継続させていくには(まとめ)
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