妻に会社を辞めることを話しました

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以前の記事で、「会社を辞めたい」と妻に話したことを書きました。

僕が「会社を辞めたいんだ」と妻に話した時、妻は 悲しそうに困った顔をしました。

僕がツライ思いをしているのを知っているし、辞めたい気持ちもわかる、でも、収入が無くなると子供を育てることが出来ない、自分が働けば良いのかもしれないけど今さら正社員にはなれないし、パートの給与では限界がある・・。妻はそう言いました。

僕は、妻の言うことはもっともだと思いました。
じゃあ、
どうすれば、僕が会社を辞めても何とかなるのか?
どうすれば、そのことを妻にわかってもらえるのか?
今、僕はその2つの問題をクリアするために、なかなか進まない作業をやり続けています。

 
この記事の「作業」とは、
1.「キャッシュフロー表を使ってライフプランを作成」し、シミュレーションをしながらこれからの収入と支出を出来るだけ具体的に予測すること
2.雇われない働き方のとっかかりを作って収入のメドを立てること
でした。

予測は立てたのですが、今後の収入のメドは立っていません。この夏から少しずついろいろなことを試して実績を作り始めなきゃ、と考えていました。

なので、この退職は、全く計画的ではなく、「見切り発車」に近く、「やってはいけない退職」の見本のような状態です。

こんな状態で早期退職することを切り出すのは難しいし、気が重いなと思っていました。
また、妻にとっても辛い話になってしまうだろうな、とも考えていました。

今日は地域の納涼祭があって、子供2人は遊びに行ってしまいました。
思いがけず夫婦二人きりになってしまい、愛犬の散歩を終え、リビングで座っているときに、僕は話し始めてしまいました。

心身共に限界なので会社を辞めることにしたこと、
お金は雇われない働き方で何とかしようと思っていること、
子供の高校進学には影響は無いけれど大学進学には制限がかかりそうなこと、
老後のお金も減ってしまうかもしれないこと、
を話しました。

妻は黙って聞いていました。

しばらく、シンとした時間が流れました。

「ま、何とかなるかもね」「私ももう少しパートがんばるし」

「ごめんな」

「あやまらなくてもいいよ、家族なんだから。仕方のないことなんだし。」

そして、「雇われない働き方、っていうのは何とかなるものなの?」と聞かれました。

僕は、正直に「わからないけど、何とかするつもりだよ」と答えました。(答えになってないし・・)

「そうか、、ま、何とかなるかもね」と妻はもう一度そう言ってくれました。

そこで何となく話が終わってしまったので、退職金や、早期退職制度のお金、失業保険のお金、などのことを調べて直して、ライフプランに反映させて、今後の我が家のお金がどうなっていくかをまた相談する、と言っておきました。

今日、妻がこう言ってくれたのは、7月に入ってからダメになってしまった僕を見ていたからだと思います。

妻は今日の話を予測していた感じがしました。

僕が自分から「もう会社を辞める」と言ってしまったら、妻が反対のしようがないことを僕は知っていました。

それをわかっていて「会社を辞める」ことを彼女に言うのは申し訳ないな、という気持ちがありました。

でも、このままも気持ちでズルズルと生活していくのは良くないと感じてもいたので、話ができてホッとしたところもあります。

子供たちが帰ってきて、家の中がにぎやかになりました。

妻はお風呂に入った後、スマホでパズドラをしています。

いつもと変わらない光景ですが、妻の心の中はきっと大きく揺れてるんだろうな、と思います。

   
 

コメント

  1. it4 より:

    私も家族持ち30代後半ですが、限界なので会社を辞めようと思っています。
    妻には、話しています。(納得してくれてます)
    ゆとりのある暮らしをすることが、幸せですね。
    http://blogs.yahoo.co.jp/i4tjfoakoewjkfti

    • 正吉 より:

      it4さん、コメントありがとうございます。
      ブログを読ませていただきました。僕と似ている状況ですね。
      お金に困らない生活とゆとりのある生活は違いますもんね。僕もゆとりのある生活が幸せだと思います。

  2. ぽんきち より:

    そうですか...まるで2年前の自分を見ているようです。
    奥さんはおそらく不安でいっぱいなんでしょう。うちもそうでした。当方も会社を辞めて1年半が経ちましたが、退職後は家で一緒に過ごす時間が増大することを頭では分かっていましたが、お互い環境の変化に慣れるまで口げんかになったり、無口になったりで結構大変でした。「あなたは楽しいかもしれないけど、私は楽しくないって」言われました。そんな時はわんこが不穏な空気を緩和してくれていましたよww 私は本音で語らずに立場が優先する会社の人間関係というものがほとほと嫌になり退職しましたが、本音過ぎる夫婦の会話も厚い濃いお茶をすするようでした。今は妻も落ち着いてきて、自転車で図書館に行ったり、ドラマを読んだり、昼寝をしたり、料理をしたり、片づけをしたりと日常生活を一緒にやる時間を増やしています。(ここだけの話、風呂も一緒に入るようになりましたww)
    最近思うのは「楽しい事」は家族に限らず友人とでも一人でも場合によっても赤の他人とも味わえますが、「嬉しいと感じられる事」は日常の暮らしの中で家族(身内)とで得られるものなんだなと痛感していいます。ぜひともご家族と一緒にいる時間を増やして「嬉しさ」度アップをしてみてください。体も気持ちもリフレッシュされてくること望んでいます。たった一度の人生なので...
    PS...走る距離が伸びると結構つらいでしょ? 走ると気分もリフレッシュされますがどうせ走るなら体力もつけるため5km以上を目指してください。今はとってもビールが美味しい季節なので...

    • 正吉 より:

      ぽんきちさん、コメントありがとうございます。
      「あなたは楽しいかもしれないけど、私は楽しくない」・・。ズシンとくる言葉ですね・・。
      うれしい事は家族と得られる、って良い考え方ですね。確かに独りで楽しんでもうれしくはならないような気がします。人と喜び合うことがうれしいことなのかもしれないです。「嬉しさ」度アップ、を意識したいと思います。
      ps:ジョギングは暑くて苦しいです。しばらく5kmが続きそうです。。

      • ぽんきち より:

        ちょっと言い忘れてました。仮に仕事をすぐにしないようであればパートをしている奥さんが一時的に大黒柱になります。ぜひともその間は家事を手伝って奥さんを楽にしてあげてください。一所懸命な姿が伝われば奥さんも喜びますよ。料理、家事、洗濯、掃除、買い物等々の家事がそれなりにこなせるようになれば、家族みんなの自由度が増しますよ。いいチャンスです。気晴らしにもなりますしね。ではまた。

        • 正吉 より:

          ぽんきちさん、コメントありがとうございます。
          そうですね。ぽんきちさんは家事の達人ですものね。妻がギックリ腰になった時のことを思い出してちゃんと手伝っていきたいと思います。

  3. さいら より:

    神は乗り越えられない試練は与えないと言われています。
    きっとだいじょうぶですよ。
    家族で「楽しく」乗り切ってください。\(^○^)/

    • 正吉 より:

      さいらさん、コメントありがとうございます。
      試練だな、と思うと、ついつい不安が押し寄せてきて悲壮な感じになってしまうんです。「楽しく」がんばれるようにしたいです。

  4. たかぽよ より:

    私も何度か会社を辞める話を妻にしています。
    ある程度の収入の見通しを立ててから辞めるつもるでしたが、正吉さんと同じようにその前に限界が来てしまいました。
    当然、見通しのない話に妻は不安になり、賛同は得られませんでした。

    仕事は、生きるために金を稼ぐ行為にすぎません。
    生きることが目的で、仕事は手段です。
    だから、仕事のために心身を壊してしまうというのはおかしいです。

    そうは思っていても、いざ会社を離れるのは勇気がいります。
    何よりも、妊娠中の妻に心理的な負担を与えてしまっているのが心苦しいです。
    本当なら周りの人と同じように普通に会社で働いて妻を安心させてやりたい。
    でも自分にはそれができない。

    自分の実現したい生き方と、妻にとっての幸せが両立できない。
    とても苦しいです。
    とにかく、どうすれば家族が一番幸せになれるかを模索します。

    いつも正吉さんの記事を読んで励まされています。

    • 正吉 より:

      たかぽよさん、コメントありがとうございます。
      本当に同じような境遇ですね。たかぽよさんが考えていることがすごくよくわかります。
      僕も家族の幸せを一番に考えるようにします。他のことは最悪切り捨てちゃえばいいかな、と。

  5. 末吉 より:

    会社やめない方いいですよ。

  6. 末吉 より:

    自由な生き方を貫きたくて
    独身を通すか、家族を持つ幸せを
    重視して、扶養する責任を貫くか、
    その重大な選択は過去に既にしたと言えます。

    正吉さんのブログを拝見すると
    退社後に何で収入を得るか何の
    明確なビジョンもないことが
    見えてきます。 昨今の世の中
    大学まで出してあげることは
    親の責務です。 もし子供いないなら
    夫婦2人でなんとかなるでしょう。
    お2人もいるならここで辞めては
    いけません。 定年退職だって
    年齢的にずっと先のことではない
    です。 しばし辛抱すべし。

    少なくとも現時点で就職活動をしてみて、
    自分が社会に必要とされている人材かどうか
    確認してからでも遅くないですよ。
    勢いに任せて止めたはいいが、
    失業保険もらって極楽気分を
    味わうのもつかの間、どこに応募しても
    落とされる、自営もうまくいかない、
    株価も上がらない、家族からの白い目、
    今いち自分の時間を楽しめない、
    そんな人大勢います。
    今の地獄より程度の悪い地獄行き
    という結果になります。
    御一考されては如何。

    • 正吉 より:

      末吉さん、初めまして。コメントありがとうございます。
      「今の地獄より程度の悪い地獄行き」そうならないようにがんばりたいです。
      いくつか誤解があるようなので書いておきます。
      家族を扶養する責任を放棄するわけではありません。子供を大学に行かせないわけではありません。就職活動をする予定もありません。失業保険をもらって極楽気分になるとも考えていません。
      退社後の収入を得るための明確なビジョンが無いことは確かですね。でも今の気持ちのままで会社にしがみつくことが自分にとって最良だとはどうしても考えられないのです。

      • 末吉 より:

        御返信有難うございます。

        ところで私もよく誤解を受ける
        人間なのです。 私は40代後半
        でブサイクな男ですが、今から
        ジャニイズ事務所と契約して
        アイドルになれる人間と思って
        います。 周りは頭大丈夫とか
        言うんですがねw

        正吉さんも稼げるビジョンなく
        退社して、それで二人の子供を
        大学に行かせない訳ではない
        と言うんですから、世間の常識では
        「どうやって」と言われるん
        でしょうが、お互い頑張り
        ましょう。

        500時間かけてアフィリエイトは
        割りに合わないとか、でも
        小遣い程度にはなるとか某かの
        結論が出るわけですから、
        人生何事もチャレンジしなくては!

        前にご検討されていた雇われ
        ないで稼ぐ生き方を一つづつ
        試行して、80才くらい迄には
        結論が出るのではないで
        しょうか。 ご健闘をお祈り
        しています。  なお私が
        ジャニイズ目指しているという
        のは嘘ですねん。 ごめんちょ。

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