雑誌やネットで、「老後の資産はいくら必要か?」という問いかけで始まる記事をよく見かけます。
ググってみたら、そのまんまの質問をしている人もいました。
「老後の資産は、いくら必要ですか?」
「そんなの人によって違いますからわかりません」と一言言っておけば良いのに、親切な人がいろいろ調べて書いてくれています。
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『定年後の生活に必要な資金は「1億円」である』と書いてある記事を見つけました。
60歳まで生きた男性の平均寿命は82.84歳、女性は88.37歳まで生きるという統計(2010年簡易生命表)がある。余裕を持たせて夫87歳、妻92歳まで生きると仮定し、最低限の生活のためには月24万円、ややゆとりある生活のためには月30万円かかるとすると、最低限生活では1億776万円、ゆとり生活では1億1856万円確保しなければならない。しかし年金が7274万円支給されるので「不足分は最低限生活で3502万円、ゆとり生活で4582万円になります」。
退職金が平均1800万円から2000万円といわれているから、持ち家であれば最低1700万円で売却できれば老後の生活はなんとかなる。
ツッコミどころ満載の文章です。
でも、この記事に文句を言うのが目的では無いのでスルーします。
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こうして老後の危機感を煽ることで、「最終的に得をするのは誰なのか?」と考えました。
すると、貯蓄や投資の資金を吸い上げる金融機関であることが見えてきます。
僕の退職金も、今は金融機関で運用されています。
僕も金融機関の作戦に、まんまとのせられているわけだな。
まとまったお金をどのように運用するのが良いのか?
研究を続けようと思います。
コメント
金融機関にまんまと乗せられているように見せかけて、実は優待期間が過ぎたら次々と乗り換えて金融機関を食い物にするというのが正しい使い方ですね。
自分の場合は退職金が少なすぎて、そこまでする気力も湧きませんでしたが。
観楓さん、コメントありがとうございます。
金融機関を食い物にしてやる、と思いつつ、僕も退職金少ないので、ちょっとしか食えてないです。(泣)(笑)
こういうのって相変わらずひどい試算ですねw
まあ踊らされる人が一杯いるおかげで成り立つ世の中もありますから、放っておきますけどね、彼らには死に物狂いで働いて税金も過剰に払ってもらいましょう。
我々はちゃっかり効率リタイアしちゃいましょう。
招き猫の右手さん、コメントありがとうございます。
あてにならない試算なら試算なんてしなきゃいいのに、って思います。(^^;)
この次の記事にも懲りずに「老後」について思うことを書きましたので、よろしければ読んでみてください。
はじめまして、Dachioともうします。
ちょうど同じ様な記事をブログにかいていたので、ついコメントしたくなってしまいました。私は転職ばかりしているので退職金はほとんど望めませんので、この手の記事を見ると不安になってしまう方です・・・。早期りタイヤを夢見ておりますが、夢に終わりそうです・・・。
Dachioさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
煽られても不安にならないように、ブレない何かを持ちたいです。
これからもよろしくお願いします。