前回の記事で、老後の資産について書きました。
書いている時に、ふと、思いました。
「僕の老後っていつなんだろう?」
「老後」とはいくつのことを言うのかについて、人によって捉え方がさまざまです。例えば経済的な側面から見て、公的年金や退職金以外に準備した資金を生活費として使いはじめる年齢を老後生活の開始時期とした場合、何歳頃からと考えているのか(何歳頃からだったか)を調査で見ると平均64.6歳となっています。
老後資金を使いはじめる年齢の分布をみると、「65歳」が41.0%と最も多く、次いで「60歳」「70歳」の順となっています。
僕は今年2015年1月に、47歳で会社を辞めました。
定年退職をした後が「老後」と呼ぶのにふさわしいのかな、と思いますが、僕はこれからどこかの会社に就職するつもりがないので、今後定年退職することは無さそうです。
なので、僕にとっての「老後」ってどのタイミングなのかなぁ?とボンヤリと思ったのです。
■
「老後」の対義語は「現役」なんだそうです。
「現役」は「人がある職に就いている状態を指す」という意味だそうですが、僕は「働くことができる」のが「現役」なんじゃないかな、と考えます。
僕の家の前には大きい田んぼがあって、近所のじいちゃんが毎年農作業をしています。じいちゃんは80歳を超えています。じいちゃんは、すごくじいちゃんですが「バリバリの現役」です。
「老後」を、歳をとって、自分が働けなくなって、家から出る気力もあまりない、または、病気などで調子が悪く家から出られない、または、病気で入院している状態、と考えるとします。
(「働く」は「お金を稼ぐこと」ではなく「人のために役に立つことをすること」と、とりあえず定義しておきます)
どうしてこんな言葉遊びみたいなことを書いているかというと、「老後」を考えているうちに大事なことに気づいたからです。
『今、健康でやりたいことがたくさんあるのに、いろいろなことをガマンして、半分死んでるような状態の将来の自分の「老後」のために、せっせとお金を貯めてます』って、やっぱりおかしいじゃん!
『「老後」の資金・資産には大金が必要です』って、絶対そんなわけないじゃん!それもやっぱりおかしいじゃん!
と思ったのです。
お金を稼ぐだけの働きじゃなくて、人の役に立つための働きや、支出を抑える働き(野菜を作る、料理を作る、家を直す、孫の面倒をみる、など)ができる状態は「老後」じゃないんだから、そんなにお金は必要ないはずです。
■
というわけで、僕にとっての「老後」は、「表に出られなくなった時」としておきます。
そして、僕の「老後」はせいぜい1,2年なんじゃないかな、と考えておきます。(すぐ死んじゃうと思うので)
コメント
老後が不安だから、といって体壊して働いて、老後前に死んでしまうとか本末転倒もいいところですからね。
私もほどほどのところで引退するつもりです。
招き猫の右手さん、コメントありがとうございます。
いつ死ぬかわかれば一番いいんですけどね。
それができないなら、「ここまで生きればいいや」という地点を決めといて、楽しんで生きて、もし、もっと長生きしちゃったら、まぁハッキリ言えませんが、自らさようならをする、という感じでもいいかなぁと思うんですけどね。。。