ブログを更新していると、アンチな人がひどいことを言ってくることがあります。
僕は打たれ弱いので、耐え切れずにコメント欄を封鎖してしまいましたが、それまでには紆余曲折がありました。
「ウンコメ」とは「ウンコみたいなコメント」のことである。
アクセス数が10万件/月を越えた2015年4月頃から、誹謗中傷コメントが増え始めた気がします。
「ウンコメ」に対する「スルー」は、今まで何度もしてきたのですが、安全な場所に隠れて影から毒矢を吹きつけるようなやり方はやっぱり許せないときがあって、クソみたいなヤツには、ちゃんと「オマエってクソみたいなヤツだな」って言っておかないと、気が済まないです。
上記の記事のコメント欄にからあげ隊長と思われる方から、こんなコメントをいただきました。
悪意のあるのは機械的に削除します。
反応したら負けだと思って冷静に対処しています。
うーん、大人だなぁ。
僕はこういう冷静な対応ができないんだよな。まだまだだな。
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今日、ネットを徘徊していたら、こんな記事を見つけました。
悪口を言われたときの対処方法として、とても共感できる内容だったので引用しておきます。
でも、コメント欄はまだ開かないでおこう。(^^;)
あるところに、お釈迦様が多くの人たちから尊敬される姿を見て、ひがんでいる男がいました。
「どうして、あんな男がみんなの尊敬を集めるのだ。いまいましい」
男はそう言いながら、お釈迦様をギャフンと言わせるための作戦を練っていました。
ある日、その男は、お釈迦様が毎日、同じ道のりを散歩に出かけていることを知りました。
そこで、男は散歩のルートで待ち伏せして、群集の中で口汚くお釈迦様をののしってやることにしました。
「お釈迦の野郎、きっと、おれに悪口を言われたら、汚い言葉で言い返してくるだろう。その様子を人々が見たら、あいつの人気なんて、アッという間に崩れるに違いない」
そして、その日が来ました。
男は、お釈迦様の前に立ちはだかって、ひどい言葉を投げかけます。
お釈迦様は、ただ黙って、その男の言葉を聞いておられました。
弟子たちはくやしい気持ちで、「あんなひどいことを言わせておいていいのですか?」とお釈迦様にたずねました。
それでも、お釈迦様は一言も言い返すことなく、黙ってその男の悪態を聞いていました。
男は、一方的にお釈迦様の悪口を言い続けて疲れたのか、しばらく後、その場にへたりこんでしまいました。
どんな悪口を言っても、お釈迦様は一言も言い返さないので、なんだか虚しくなってしまったのです。
その様子を見て、お釈迦様は、静かにその男にたずねました。
「もし他人に贈り物をしようとして、その相手が受け取らなかった時、その贈り物は一体誰のものだろうか」
こう聞かれた男は、突っぱねるように言いました。
「そりゃ、言うまでもない。相手が受け取らなかったら贈ろうとした者のものだろう。わかりきったことを聞くな」
男はそう答えてからすぐに、「あっ」と気づきました。
お釈迦様は静かにこう続けられました。
「そうだよ。今、あなたは私のことをひどくののしった。でも、私はそのののしりを少しも受け取らなかった。だから、あなたが言ったことはすべて、あなたが受け取ることになるんだよ」
「お釈迦様と悪口男」 出典:変わりたいあなたへの33のものがたり
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