自由な生き方をするために何をどう考えればいいのか?(2)[未来の働き方を考えよう]

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(前回からの続きです)

ちきりんさんは発想の転換をした人生を設計するための3つの提案をしています。

1.「手に入れたい人生を明確にする」
2.「複数の将来シナリオを持つ」
3.「市場で稼ぐ力を身につける」

僕がこの本を読んで一番心に刺さったのが、「1.手に入れたい人生を明確にする」の中の一文でした。

若者に「お前は何をやりたいのだ」と問うている大人の方にも「すごくやりたいことは特にない」という人がたくさんいるということです。
ある意味では、終身雇用というのは罪深いシステムです。いったんその企業の構成員となれば、あとは何も考えなくてもひたすらに続くエスカレーターの上を黙々と歩いて行けるからです。あのシステムが人から、自分はどんな人生を送りたいのか、何をやりたいのかと自問自答する機会を奪ってしまっています。

 
「僕はあまり深く考えずに人生を生きてきてしまった」シリーズに書いてある通り、まさにこの一文が自分にあてはまります。

最後に、ちきりんさんは
「変化を恐れて過去にしがみつくのではなく、変化を前向きに受け止め、新しい時代の可能性を楽しもうとする姿勢が、時代の変わり目には重要です。そしてそういった心もちの違いや少しの準備によって、私たちはきっと明るい未来を手に入れることができるはずです。」と提言しています。

「変化はチャンスだし、ワクワクする」とも述べています。

僕はあまり深く考えずに人生を生きて来てしまった(7) の記事に、
(やっと給与が高い年齢になったのだから、今辞めたら損しちゃう)という気持ちが強い、と僕は書きました。
子供が大きくなって増えていく生活費、住宅ローン、のことを考えると、年功序列のおかげで増えてきた給与を手放すのは、正直不安です。
でも、今の会社の給与額に縛られていたのでは、鎖を付けられた奴隷のような生活を続けなければなりません。

僕の場合は、
「会社がイヤになっちゃったから、会社を辞めて自由になりたい」
というとても後ろ向きな考えを持っています。

でも、この本を読んで、この後ろ向きな考えをもう少し前向きに捉えて、自分がやりたいこと、自分が望む生活、自分がイキイキする人生を模索していきたい、今まで会社で働いてきて習得したスキルを活かした新しい生き方を探していきたい、と強く思いました。

   
 

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