かなり前だけど、「本を捨てられない」ということを書いた。
この癖は今でも残っていて、読まないクセに「本が捨てられない」
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今年の初めに「(もう読まないかも)と思う本は捨てよう」と決めた。
1月初めから3月末まで、150冊の本を捨てた。
「エイヤ!」と捨てた。
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僕は、35歳くらいから、
「どうすれば、会社を辞められるのか?」
「どうすれば、妻子を守りつつ個人で生きていけるのか?」
そういった問いの答えになるような本を買い続けてきた、そして、読み続けてきた。
本棚の中は、そんな本で一杯だ。
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「もう、いいかな…」と思い始めた。
子供達はもうすぐ独立するし、お金の心配は無くなったワケではないけど、
「なるようにしかならんよな~」
って感じになってきた。
個人事業主になってもうすぐ9年だから、今さら「脱サラ本」とか読むこともないし。
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会社員で精神的に辛かった頃に読んでいた「スピリチュアル系の本」「ウツに関する本」も全部捨てることにした。
ここ数年、心はもう落ち着いているから、当分お世話にはならないだろう。(たぶん)
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「○○すれば、□□できる!」みたいな本もたくさん買っていた。
これらも、全部捨てることにした。
もう、そういう感じじゃなくなってるのよな。
結局、自分が「どうしたいか?」は、他の人にアドバイスをされたところでどうにもしようがない。
本を読んで他人の意見を聞くよりは、自分の声に耳を傾ける方がずっと大切なのだ。
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本棚がスッキリすると、とても気持ちが良い。
ゆくゆくは、本棚には100冊くらいの厳選された本を並べて眺めて、
「ムフフ」としていたい。(^^)
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でも、本の整理を続けていると、
「父はこんなにすごい本を読んでたのかぁ」と息子くん達が関心するであろう本は捨てられない…。
僕はバカだなぁ
こんなところで、まだ見栄を張っている。
ちゃんと読んでもいないクセに。
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#早期退職
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