自分の人生をどれくらい自由に動かせますか?

現代社会では「自由」が保障されている。封建時代のように出自によって人生が決まることはないし、好きなところに住み、望む職業に就き、配偶者を自由に選ぶことができる。日本では、幸福の追求や思想・良心の自由など、内面に関する自由も憲法で定められている。

しかし、それが実感できるかどうかとなると話は別だ。日本の社会で「自由」を感じている国民は、果たしてどれ程いるだろう。法律の規定(理念)と国民の意識(現実)には温度差があり、それぞれの社会で国民の意識は様々だ。

「豊かな日本で「自由」を実感できないのはなぜか」

現代の日本では、自由に生きようと思えばいくらだって自由に生きられます。

自由に生きるための環境は整っているのに、なぜ自由に生きられないのか?

それは日本人が、自由に生きること以上に、社会の中の一員として生きなければいけないと考えているから、だと僕は思っています。

家族、親戚、恋人、友達、地域、学校、会社、組織・・・そんな社会の一員にならなければ生きていけないから(生きていけないと思い込んでいるから)、自由が奪われてゆく。

「一人で生きていける」と考えれば、自由なんてカンタンに手に入る気がします。

ただ、僕もそうですが「一人で生きていく」ことは大変です。

食べ物を手に入れたり、住居を確保したり、生きていくための最低限のお金を手に入れたりするには、自分以外の力が必要になることもあるし、何よりも、天涯孤独になった場合の「精神的な孤独感」に耐えられなくなることもあるでしょう。

だからといって「仲間はずれが怖いから」「群れていたいから」「生活レベルを落としたくないから」という理由で、僕は自由を放棄したくはありません。

そこで大切になってくるのは、「何をあきらめるか」を決めることだと思います。

●僕があきらめたこと

「会社や組織に属して友人や知人を得る」
「会社や組織に属して定期的に給与をもらう」
「組織の中で承認される」
「老後を経済的に豊かに過ごす」

ただ、あきらめるだけだと、いろいろと悲しくなってきてしまうので、対策は必要になるかな。

●あきらめたことへの対策

「会社や組織に属して友人や知人を得る」
(→家族と大切な友人が数人いれば良い、日常は孤独で良い)

「会社や組織に属して定期的に給与をもらう」
(→雇われない働き方を目指す、定期収入無しで質素に暮らす)

「組織の中で承認される」
(→組織には属さない、承認は別の場所(家族・地域・働き)でもらう)

「老後を経済的に豊かに過ごす」
(→老後も質素に暮らす、老後に期待しない、孤独で良い)

「あきらめる=不幸になる」とは、思いません。

自由になるために、いろいろあきらめたんだから、そのあきらめは絶対に自分の幸せにつながるはずです。

自分や家族を守るために、自分が望まない組織の一員になることを選択している人が日本には多いのではないか、と推測します。

それが「自由を感じられない」理由であるならば、「自由のためにあきらめる」ことをもっと積極的にすれば、もっと自由を感じられるし、もっと幸せにつながるんじゃないかな、と思います。

   
 

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コメント

  1. freeflyfisher より:

    「自己承認欲」
    同じような意味かもしれませんが
    「社会の一員であり続ける」ということ以外は、
    会社に勤めていたころと何ら変わりはないと思っています。

    あと、将来、孤独で死んでいくのではないかということですが、
    周りに看取ってもらいたいと願望があるのかどうかなんでしょうね。

    あきらめたことの大きさよりも、得られた自由の方が大きいと思っています。

    書かれている「社会の一員であり続けないと生きていけない」と
    いう思い込みが大きいのでしょうね。

    あと、日本人的なというか「周りと違うことをすることを嫌う」という人が多いから
    こういった考え方は、やはり浮いてしまうのでしょうね。

    • 正吉 より:

      > あきらめたことの大きさよりも、得られた自由の方が大きいと思っています。
      この一言に尽きますね。とても共感しました。さすがです。(^^)
      周りにガッチリと合わせなくても社会の一員にはなれますから、やっぱり「あきらめ」というか「妥協」が必要になるんだと思います。

  2. 会社で働いている人も何かを諦めています
    みんな何かしらの喪失感を抱きながら
    そして諦めながら 暮らしているんだと思います

    私もそうです

    • 正吉 より:

      消費しないピノキオさん、ご無沙汰しております。(^^) コメントありがとうございます。
      どこに「あきらめ」を持つかですね。それには優先順位があって、人それぞれなんでしょうね。
      僕は「自由」を優先してみました。
      会社に勤め続ける人の優先は何だろう?
      安定、給料、規則正しい生活、家族からの信頼、世間からの信用、仕事のやりがい、、、

  3. 色んなものがトレードオフの関係にありますね。
    何かを得るためには何かを諦めないと。
    でもその選択を後悔せずに前向きに行けば、人生は楽しくなります。
    僕も豊かな老後は諦めています、質素でいい、ただし自由は手に入りそうです。

    • 正吉 より:

      招き猫の右手さん、コメントありがとうございます。
      僕は老後に経済的な豊かさはいらないと思うんです。精神的な豊かさは欲しいけど。
      老後に後悔するのは、孫にお小遣いをあげられないときくらいかな?