「ぼくが愛知のトヨタ自動車を辞めて高知に移住した理由」を読んで「当事者意識」について考えたこと

「[寄稿] ぼくが愛知のトヨタ自動車を辞めて高知に移住した理由 : まだ東京で消耗してるの?」という記事を読みました。

「単純にこのまま続けていたら死ぬ、と思ったこと」
「何もかもから逃げ出すように移住したこと」

自分に重なる部分が多くて、とても共感しました。

PSKさんの文章を読んでいて、「あ、そうだったのか」と思ったことがありました。
それは『覚悟とは自分の人生に対する「当事者意識」だ』に書かれていることでした。

今回の移住で、生きていく上で一番大切なもの手に入れることができました。

それは「当事者意識」という名の覚悟です。

自分の人生は自分が決めるんです。

誰かが幸せにしてくれるのではないのです。

そして誰かに不幸にされるでもないのです。

思えば、最初に音楽の道を目指したのもブームがあったからだし、大企業の正社員になったのも世の中が賞賛していたからでした。

でも実際にそうなってみて、幸せとは程遠かったんですよね。

原因は、自分の人生に「当事者意識」を持っていなかったからに他ならないと思います。

誰かの幸せが、自分にとっての幸せとは限らないのに、価値観を外に預けてしまっていたから。

僕が3年くらい前に「もうこんなクソみたいな環境で働きたくねぇよ」と居酒屋で会社の友達にグチったことがあって、一緒になってグチを言っていた友達に、「オマエ(友達)も、辞めたいでしょ?」と聞いたとき、僕の友達はこんなことを言ったんです。

「オレだって辞めたいけど、自分のワガママでそれを決めると、いろいろ周りと調整しなければいけなくなる。そのことで、周りの人に余計な迷惑や心配をかけたくない。」

それを聞いたとき、僕は彼のことを(大人だな)と思いました。
周りの人にやさしいと思うし、家族や友人にきちんと配慮して生きているんだな、と思いました。

でも、それと同時に、彼の言うことが、何か腑に落ちなかったんです。
彼が何か投げやりになっている感じを受けて、(この感覚は何かなぁ?)と思っていました。
その理由がこの文章を読んでわかったような気がしました。

僕の友達には、この「当事者意識」が小さかったんじゃないかな、と思うのです。

「周りが認めてくれている今の環境を離れるのは得策じゃない」
「自分が感じる不満くらいガマンしておけば周りは丸く収まる」

と考えていた彼の気持ちに、違和感を感じたのだと思うのです。

このあたりのバランスを取るのって、難しいと思います。
特に、家族や大切な人が多くなると、自分に正直に生きることが難しくなっていくと思うし。

僕はどうしても、周りの人よりも「自分、自分」になっちゃう傾向にあるので、自分のことは一番に考えつつ、周りにももっと気を使うべきだと思うし、僕の友達は、自分の気持ちを放り投げずにもっと大切にしてあげても良いんじゃないかな、と思います。
 
 

「当事者意識」を強く持っていないと、間違いなく「こんなはずじゃなかった!」と思う時に壁を乗り越えられなくなります。

逆に、それさえ持っていればどんな場所でも生きていけます。

また、失敗してもまたやり直せばいいさと思えます。

だって、幾多の景色の中から自分が選んだ人生なんだから。

だからぼくは、レールから外れた人間の生存報告をこれからも書き続けていきますよ。

こんなんですけど、今日もぼくは生きています。

 
うん、いいな。すごくいいな。

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コメント

  1. 観楓 より:

    私も、このままこの職場に居たら間違いなく体か精神をやられる、と感じたのが早期退職に踏み切った決め手でした。

    安定した収入や家族との折り合いも大事ですが、健康を害してまで踏みとどまるのは考えものです。

    本当にいざというときには、自分のために逃げるという選択を能動的に選ぶのも有りですね。

    • 正吉 より:

      観楓さん、毎度でございます。コメントありがとうございます。
      > 逃げるという選択を能動的に選ぶのも有り
      本当に、深く、そう思います。
      耐えることが美しいみたいな考え方は、僕は大嫌いです。

  2. ゴン太 より:

    「バーチャルフリー」のゴン太です。
    前回なぜか匿名になってしまったようで改めて・・・

    今回の内容も深く身に沁みます。(><):
    ホント、早く、自由になりたいです。
    僕の場合はある意味特別で妻と高校生の息子と小学生の娘と(障害者の父)と母の6人を養っているのです。そして会社の経営でスタッフもいまして・・・
    その為、すぐに移住が出来なくて・・・
    放射能やら震災やら火山噴火など東京都心も心配事が多く、早く田舎に移住したいのです。その時まで正吉さんの考え方や田舎での生き方色々と勉強させてくださいませ。

    • 正吉 より:

      ゴン太さん、コメントありがとうございます。
      6人を養われているのですか。それは大変なことですね。
      自分が選んだことであれば後悔や空虚な気持ちは少なくなると思うのですが、いかがでしょうか。。
      もうすっかり田舎に染まってしまっていて、移住者としての思いが消えかけているのですが、田舎のこと、これからはもう少し書いていきますね。

  3. 私もこれ以上は精神的に限界かな、という段階にきています。
    残業が多いわけじゃないし、そんなにプレッシャがあるわけでもない職場なのに、なんだか不思議です。
    もうサラリーマン自体に限界がきています。
    やっと辞める時期が決まりました、ほっとしてます。

    • 正吉 より:

      招き猫の右手さん、コメントありがとうございます。
      わかります。すごくよくわかります。
      いよいよですね~。トラブル無く早期退職できることを祈っております。