僕たちは奴隷? 映画「カイジ 1」を見て思ったこと

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週末に、TSUTAYAでDVDを借りて、映画「カイジ 1」を見ました。

原作の漫画「カイジ」は読んだことが無かったのですが、借金やギャンブルが絡んでいるお話、ということは知っていました。

※これから書くことは、この映画を見ようと思っている方には「ネタバレあり」なのでご注意ください。

映画自体の感想としては、(香川照之さんの演技が良かったな)くらいでした。
もっとハラハラするような映画なのかな、と思っていたので、少し物足りなさを感じました。

でも、この映画を見ていて僕の心に突き刺さった部分がありました。

主人公のカイジは、金融会社とのギャンブルに負けて「地下労働施設」で働かされます。
この地下労働施設では、借金を返せなかった人間たちが奴隷のように働いています。
突き刺さったのは、その施設での「食事のシーン」でした。

奴隷のような労働者たちは、粗末な食事を、きたない食堂のような所で食べていました。

そのシーンを見たとき、労働者たちの姿が「自分に重なって」見えてしまったのです。

僕は田舎の会社に勤めているので、会社の周りにレストランやファーストフード店は全くありません。
社員のほとんどは昼食を、会社の大食堂で皆で食べるのです。
もちろん、食事のメニューは好きなものを選べるし、おいしい食事ではあります。

でも、
他に選択肢が無い食堂で、
毎日決まった時間に
いつもと変わらない人達と
皆同じ制服を着て
黙々と食事をする
自分と奴隷のような人たちが重なってしまったのです。

「メニューが違うだけで 今の自分と大した違いは無いじゃんか・・」
「考えたら自分も まるで奴隷みたいじゃんか・・」

と思ってしまったのです。

奴隷のような人たちと 大して変わらない自分の日常。。。

なんだか とてもショックでした。

   
 

コメント

  1. ひで より:

    初めてコメントいたします。ランキングで少し上のほうにいるひでです。
    あなたの気持ちは良くわかります。私も早期退職に向け頑張っています。
    資産運用とかFXとか、うまくいくはずがないと思っています。
    他の人の成功ブログもうそ臭いと思っています。人はうまくいったことを果たしてシェアーしようと思うでしょうか。美味しいものは自分ひとりでが普通の人間だと思います。
    こんな自分なんでこつこつ一歩一歩進むだけです。
    女房子供に対して責任があるんで、まず子供が大学卒業して、仕事をやめても食べていけるめどが立たない限りは仕事はやめれません。もう50も後半なんでもう20も若かったらやりようがあるかもと思うんですが・・・、でもこんな性格なんで一緒かな?
    人の一生は重き荷を背負いて遠き道を行くが如しです。そんな人は腐るほどいるでしょう。どうしても無理なら奥さんに許可を得て仕事をやめますが、頑張れるだけ頑張って生活の糧を得るしかない私です。
    これもご飯を食べるためと呪文のように独り言を繰り返し仕事をしています。
    長文ですみません。地獄はこの世にあると思いましょう。
    頑張ってなんてありきたりですみません。

    • 正吉 より:

      ひで様
      コメントをありがとうございます。
      このブログで初コメントをいただけてとてもうれしいです。
      頑張れるだけ頑張りたいのですが、もう頑張れないと思っています。生きていく道を探しつつ、知恵や情報をシェア出来たらと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

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