僕には4人の上司がいます、と以前記事に書きました。
4人とも僕を苦しめる立場にはあるのですが、僕は2人の上司は尊敬しています。
あとの2人は尊敬していません。というより大嫌いです。
会社の友人や会社以外の友人に聞いても、半分以上の人は嫌いな上司がいるようです。
面白いのはほとんどの人が、「イヤな上司を昔から嫌いだったわけではない」ということです。
圧倒的によく聞くのは「上司が課長職になってから嫌いになった」パターンが非常に多いです。
■
理由はわかるような気がします。
今まではプレイヤーとして同じ立場で仕事をしていたのに、課長職になったらプレイヤーではなくマネージャー(管理者)になっていきます。
→上司(管理者)は部下をコントロールしなくてはならない
→部下は自分を他人にコントロールされたくない
→その思いが「イヤ」につながる
→一方で上司(管理者)にコントロール・支配されるのはラクなことである
→上司が決定したことに従って、作業を進める
→責任は上司がとってくれる
→上司(管理者)は極力責任を取りたくないから、失敗をしないように部下に正確さを求める(何度も確認をする)
→それが部下にとってはウザイ
→やっぱり上司はイヤなヤツだと思う
■
僕は今、中間的な立場で、イヤな上司の一面も持っています。
まだ組合員ではあるけれども、流れに乗れば経営側に移ることになると思います。
そうなれば僕もきっともっと「イヤなヤツ」になるのでしょう。
「イヤなヤツ」にならないための努力をすれば回避できるのかもしれません。
でも、僕はそんな努力をするつもりはありません。
■
「イヤなヤツ」になる理屈がわかったところで会社での居心地が良くなるわけでも、生きづらさが消えるわけでもありません。
時代に適応できなくなった組織の仕組み自体に問題があるのであって、問題を解決する術が見つからないのなら、その場を離れるしか解決策は無いと思っています。
コメント
おっしゃる通り、自身で解決できないならば根本的な解決法は去る以外にないと思います。
考えてみたら今の現場には嫌な上司がいません。当たり前になっていたけど、よく考えたらめちゃくちゃラッキーな事でした。
嫌な上司がいない。。それはラッキーですね。
というよりも、prireさんは、できた人なんじゃないかな。僕みたいにネチネチ、クヨクヨしていると、嫌いな人が多くなるのかもしれない。。。