雇われない働き方を考える(9) 1つの収入に頼らない

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(前回からの続きです)

「僕が会社を辞めたら、やらなければならないこと」の記事に、これからの働き方や、仕事のことを書いてきました。

会社を辞めて、どんな仕事がしたいのだろう、どんな仕事を選べばいいのだろう、どんな仕事ならできるのだろう、といつも考えています。

今まで「雇われない働き方シリーズ」では、資産運用とネットビジネスの可能性について書いてきました。

リスクはあるけれど労力をあまりかけずにリターンを得られる資産運用は積極的に行いたいけれど、僕にはタネ銭が少ないです。

アフィリエイトや、せどり、輸入輸出販売などの、いわゆるネットビジネスは、面白そうで、かつ、リスクが少なそうに思えます。ただし、その道を究めて「これ一本で今後の一家の生活を支えていくぜ!」と決めてしまうと、とても不安になります。

「卵は一つのカゴに盛るな」という投資の格言があります。

僕のような中高年のおっさんが雇われずにお金を稼ごうとする際にも同じような考え方をすべきなんじゃないかな、と思います。

まず、個人レベルの小さな仕事は機動性はあるけれど、とても不安定な要素が多いと思うのです。

例えば、

・「アフィリエイト」一本で一生懸命がんばって、収入が安定してきたところで、広告主が突然撤退してしまった。
・「アフィリエイト」一本で順調に収入を得ていたが、違反サイトと通告されて、広告収入がゼロになってしまった。
・「物販」一本で順調に収入を得ていたが、商品に欠陥が見つかって売れなくなり、多大な在庫を抱えてしまった。
・「物販」一本で順調に収入を得ていたが、突然大手企業が参入してきて商品が売れなくなり、多大な在庫を抱えてしまった。

初期には一点集中が必要なのかもしれませんが、一つの収入だけに頼るのは危険だと思います。

加えて、何か一つだけの仕事で収入を得るには、大きな労力(時間とお金)が必要になります。

例えば、

初心者でも、アフィリエイトで「月1万円」を稼ぐのは、そんなに難しくないと思います。
でも、「月10万円」を稼ぐには、かなりの力を注がなければならないでしょう。

初心者でも、物販で「月1万円」を稼ぐなら、自分の貯金やおこづかいの範囲内で仕入れをして稼げると思います。
でも、「月10万円」を稼ぐのであれば、それなりの大きな額で仕入をしなければならないでしょう。

会社を辞めてしまって資金も少ないのだから「ハイリスク」ではアウトです。ローリターンであっても問題が無いのだから、できる限りローリスクで準備をする必要があると考えます。

「いくつかの収入源を「複数」持っておいて、全部合わせて月20万円の収入を達成すればいいのだ!うん、それで、いいのだ!」という考え方をもっていると、悲壮感や不安感がかなり軽減されます。

以上のことは、「月3万円ビジネス」という本を読んで、ヒントを得ました。

次回はこの本を紹介します。

(続きます)

   
 

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