以前に「月3万円ビジネス」という本を紹介しました。
(月3万円ビジネスの、実例をもっと知りたいな)と思っていたら、こんな本が出ていました。
さっそく、注文しちゃいました。(^^)
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今回の記事で書きたいのは、この本のことではないのです。
「月3万円ビジネス」に関連した記事が、yahooニュースに出ていました。
支出の多い生活は、その分だけ多く稼がなければならない。一方、継続して支出を減らすには、ガマンを伴わないことも不可欠だ。そのための工夫(試行錯誤)がたのしみ(愉しみ)になり、実際に支出が減れば達成感も得られる。
すると支出のために働く時間を減らせるから仕事も少なくでき、高い賃金はいらないので選べる仕事の幅も増える……というのが「たのしい支出の減らし方」の極意というわけだ。
しかし、この工夫やたのしみを生み出すためには、自由な時間が必要となる。現実には、低賃金で長時間働かせるブラック企業・ブラックバイトが横行する昨今、雇用される働き方のままで「たのしく支出を減らす」ことは簡単ではない。そこで前田さんは次のように説明する。
「仕事、趣味、地域参加などの社会活動、遊び、家族サービス。これらをひとつにまとめていくと、少しずつ自由な時間ができて、支出も減っていくと思います」
「月3万円ビジネス」の達人が教える「たのしい支出の減らし方」
記事にあるように、ガマンして支出を減らすことは、苦痛なので長続きしないと思います。
支出を減らすことが、日常になって、楽しみになって、当たり前になれば、さらに自由は増えていく、と思いますし、「人生の達人」ってそういうことができる人なんじゃないかな、と思いました。
支出が減れば、高い賃金はいらないから、選べる仕事の幅も増える。
理想の生活に近づくと思います。
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僕が気になったのは、この記事へのコメントです。
今の生活は、それで良いかもしれない。しかし、歳をとってから果たしてその生活が成り立つのかを検証した話を、私は聞いたことがない。
体が自由なうちは、できることも多いだろう。
やがて、体力は落ち、視力、聴力が衰え、病気が出始めたら、そして認知症になったら…このコメントへの同意47件、反対8件
「たのしく支出を減らす」「支出の少ない生計の立て方」というのは一つおもしろい発想・表現だと思いました。
ただ、気持ちはわからなくはないけど、支出を減らすより収入を増やすことを優先した方が将来的にも現時点での生活的にも広がりや余裕がでるのではないかと思います
楽しく支出を減らすワークショップより、月3万楽しく収入を増やすワークショップの方が、より有意義なのではないかな~。このコメントへの同意39件、反対17件
だから景気がよくならないんじゃない?
このコメントへの同意26件、反対2件
コメントを3件引用しましたが、3件とも将来のお金の心配をしています。それに同意している人も多いです。
「支出を抑えれば、そんなにお金を稼がなくても生きていけるよね?」という話をしているのに、こんなコメントばかりです。
このコメントをした方や同意している方に聞いてみたいです。
「お金がいくらあれば安心するのですか?」
コメント
まあ、普通に考えればサラリーマンの生涯年収である3億円くらいがポンと入ってくればさすがにこの人たちも安心してリタイアするんでしょうね。
でも普通に過ごしてたらまず無理な金額なので、おそらく死ぬまで働くんでしょうね。
招き猫の右手さん、コメントありがとうございます。
なるほど。生涯年収である3億円か。
宝クジでも当たらなきゃダメですね。
私であれば、
(インフレも考慮したうえで)年間の生活費プラスアルファ
×(長生きリスクを考えた上での)余命
=安心できる金額ですね。
ざっくり150万円×60年=9千万円
安心できるという意味であれば、
これが45歳時点でのミニマムです。
mushoku2006さん、コメントありがとうございます。
なるほどぉ。45歳で9千万円か。。。
45歳の会社員で9千万円持っている人は、ほとんどいないでしょうね。
ということは、支出を抑えたくない人のほとんどは、ずっと安心できないってことになりますね。
結局、お金って、あるだけじゃダメで、
先々入ってくる安心がないと気持ちよく使えないんじゃないの
かなと思います。そういった意味では、まったく働かず、
一円も稼ぐ気がないとなると利子だけで食えるぐらいの金額は
必要ですよね(いくら食うのかは知りませんが)。
好きなことしながら細々稼いで食いつなごうとはいかずに、
まったく働きたくないって方向に行ってしまうのは
少し極端かなとは思います。好きなことは仕事にできないという
思い込みがよっぽど強いんでしょうか。
exit0720さん、コメントありがとうございます。
「好きなことを仕事にして、支出を抑えて暮らす」よりも、「イヤなこと苦痛なことを仕事にしてでも、高い給与をもらって、たくさん消費できる方が良い」と考えているってことですよね。
「好きなことじゃ大してお金にならないよ」って思う気持ちはわかるんだけど、
「じゃあ、どうすれば少ないお金で暮らしていけるか」とは考えないのかが、不思議ですね。
なんだか議論が噛み合っていないような気がします。
消費のための労働を厭わない人と、消費するための労働はしたくない人の人生観、労働観は真逆でどっちが正しいという話ではないと思います。
価値観の押し付けは良くない。
ただ国や社会としては消費して経済を回して欲しいし、稼いで税金を収めて欲しい。そういう社会的な要請があります。だからこういう正論には変に逆らわず、ハイハイと聞き流しながら自分が一番ラクに生きていける方法を取ればいいんじゃないですかね?
そうやって割りきって考えられる人は少数派だから変に理解を求めない方がいいですよ。
さいもんさん、コメントありがとうございます。
うわぁ!ビックリした!久々のさいもん節にビックリです。(^^;)
> 価値観の押し付けは良くない。
確かにそうなんですけどね~。
でも、僕のブログ記事を好んで読んでくれている人にはわかってもらえるかなぁ、と思って書いてしまいました。
稼ぎが無くても、少なくても、豊かに生きる道は作れるよね?ということを伝えていこうと思っています。(^^)