前回の記事で「生きづらさはどこから来るか」という本を紹介しました。
今回は、「生きづらさを感じる理由はなんとなくわかったけど、じゃ、どうすればいいの?」という部分に触れます。
前回、「『生きづらさ』は、環境へ高度に適応したことの代償」と書きました。
サルに比べれば人間の柔軟性は非常に高く、年をとっても新しい環境に順応するのが手遅れになるわけでないのです。
すなわち、「生きづらい」「努力が報われない」と感じるときは、遺伝と環境がくいちがっている可能性が考えられます。その可能性を追求して、何歳になっても、自分の才能に合った環境を求める努力をすることに一理あるのです。
僕がこの部分を読んで大切だな、と感じたことは、
「自分が心地よい環境は、自分で作らなければならない」ということです。
環境を作ってくれるモノや人はたくさんあると思います。
●国・政治 →期待しても裏切られるだけだと思っています。
●会社 →生きていくためのお金や、自分を承認してくれる場所や人を整えてくれるかもしれません。でも、僕はあまりに生きづらくてココが嫌いになっちゃったので、まずはココから脱出することを考えなければなりません。
●地域・コミュニティ →自分が選択できます。昔は変えるのが難しかったけれど、今は変えやすくて選びやすくなってきていると思います。
●友人 →同じく自分が選択しています。家族の次に大事な愛情空間です。でも、自分が考えていることや価値観が変わってきたら、離れることも必要だと思っています。
●家族・家庭 →一番近くて、一番遠くて、一番好きで、一番嫌いな存在だったりしますが、「血」の関係だけは変えようがありません。一番大事な人たちなので、仲良く、うまく、したたかに、一緒に心地よい環境を作っていきたいです。
●最後に自分。自分を一番大事にしてあげたいです。自分をちゃんと愛していないと他人を愛せないだろうなぁと考えています。もう1人の僕と仲良くしながら、自分が生きやすい環境を作っていきたいです。
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