学資保険はどれがいい?

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教育費と言えば必ず話題に出てくるのが「学資保険」です。

「住居費」「老後」に次いで大きな支出である「保険」と「教育費」が重なっているのだから、このブログで取り上げない訳にはいかないです。

「僕はあまり深く考えずに人生を生きて来てしまった(4)」という過去記事に書きましたが、僕は「下手すると元本割れする学資保険なんかダメだから解約して、そのお金で株式投資をして教育資金を増やす」と妻を説得し、株式投資に失敗し、教育資金を減らしてしまった苦い経験があります。(ダメオヤジですね)

まずは「学資保険」の定義からです。

「学資保険とは?」
子供の教育資金を確保するための保険。高校卒業の18歳を目安に満期時期が設定されており、それ以前に保険金支払者が支払い不能となった場合には、その後の支払いが免除されて満期金額を受け取れる「貯蓄」と「保障」を兼ね備えた保険商品として人気を集めている。1990年頃までは支払総額より満期金額が多くなることがほとんどだったが、90年代後半から超低金利時代に入り、支払総額より満期金額が少なくなる「元本割れ」が起きるケースが増えた。
-知恵蔵miniの解説-

 
僕が入っていた簡保の学資保険は「特約付」というタイプでした。

子供一人当たりの保険料は、基本保険料9,760円、特約保険料が980円の合計10,740円。
この金額を、18年間 毎月払い込みます。計算してみたら、支払総額は 約230万円 でした。

18歳になると満期保険金200万円が支払われ、この間に何事も無ければ「健康祝金が10万円」もらえるそうです。(大きなお世話、という気がします)

●僕が死んでしまったり重度障害となった場合に、基本保険金額の200万円が支払われ、育英年金24万円/年が子供が18歳になるまで支払われます

●「特約付」なので、災害にあった時や、病気・ケガをして入院した場合、さらに200万円(=合計400万円)が支払われます。

僕は当時、賃貸住宅の災害保険と、生命保険・医療保険に入っていましたので、さすがに保険に入り過ぎと判断し「特約は必要無し」という判断をしました。

そして、当時でも学資保険は貯蓄性が少なかったので、生活保障は保険に任せて学費は積立貯金した方がまだ良い、と判断して、学資保険自体を止めました。

(後日談ですが、株式投資で教育資金を半分にしてしまった後、投資信託を毎月2万円積立購入し、投資金額を超える残高となりました。)

「学資保険で助かった」という人もいるとは思いますが、僕は「学資保険」自体が、良い保険とは思えません。

貯蓄性が高い学資保険でも利回りは1%、中途解約すれば元本割れするリスクもあります。

子供が大学に行くとしたら国立大学でも学費は200万円や300万円では足りません。僕がそうだったのですが「学資保険に入ったからとりあえず安心」して、その後の計画や見直しを怠る原因になる恐れもあります。

そして、学資保険にはデメリットがもう一つあります。

学資保険は「ドアノック商品」なのだそうですに続く。

   
 

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