宝くじが当たったら会社を辞める

「宝くじが当たったら会社を辞めるよ」と、会社の友達が言っていました。

彼は「ジャンボ宝くじ」専門で、年5回の宝くじで1回に15,000円分(50枚)を買うと言っていました。
なので、年間75,000円を使う計算になります。

「宝くじ」は、ギャンブルだけど、とても万人受けするギャンブルだと僕は思います。

「宝くじを買ったよ」と言うと、家族は目を輝かせます。これが「パチンコに行ったよ」「競輪に行ったよ」だと白い目で見られます。

万が一(万が一なんて高い可能性ではないけど)宝くじが当たれば、欲しいものが買えたり贅沢な暮らしが出来るのだから、宝くじを買うことで家族はイヤな顔をしないのだと考えられます。

「当たったら、会社を辞めて世界一周旅行をしようよ」「新築の家を現金で買っちゃおうよ」
夢が広がります。

マジかよ、当たるはずないんだからその分のお金でおいしいもの食べた方が良かったじゃんか」という冷静な判断が出来る家族はあまりいないと思います。

宝くじは「公営ギャンブル」とも言われます。国が認めていて総務省が運営するギャンブルです。(という認識なんですが間違ってたらゴメンなさい)

夢を買うんだよ」「買わなければ当たらない」なんていう文句に釣られて、宝くじを買っちゃいます。僕も子供が生まれる前は夫婦でよく買っていました。買い物のおまけに宝くじの券をもらったりすると、すごくうれしかったのを覚えています。

でも、このギャンブルはとても割の悪いギャンブルです。

宝くじの公式サイトを見てもわかるように、宝くじを買った瞬間に50%以上がテラ銭で消えていくのです。
※「テラ銭」=ギャンブルの胴元の取り分

同じギャンブルでも、競馬・競輪・競艇・オートレースの公営ギャンブルでは、テラ銭は約25%ですから宝くじよりはマシです。
パチンコのテラ銭は約3%と言われます。公営ギャンブルよりもずっと良心的で勝てる可能性も高いです。(僕はパチンコしなくなりましたけど)

宝くじは「国家が愚か者に課した税金」とまで言われちゃっています。

内田樹さんの「疲れすぎて眠れぬ夜のために」という本があります。

「ビジネスが汚れた時代」という項に、とても感銘を受けた文章があったので、引用しておきます。

 宝くじを買ってうっかり3億円当てたりしたら、ぼくの価値観は根底から狂ってしまいます。自分の価値観が狂うことと3億円を引き換えにするのは、ぼくにとっては不利な取り引きです。

自分がたいしたものを提示していないのに、ものすごいリターンがあったという経験はその人の価値観に混乱を来します。「濡れ手で泡」というのは、少しもよいことではありません。価値観が混乱すると、ほんとうに大事な決断のときに、選択を誤らせるからです。

僕はもう宝くじを買うことは無いです。

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コメント

  1. パルタ7 より:

    こんばんは。

    「濡れ手に粟」って、やっぱりまずいのでしょうかねぇ?私だったら単純に、ラッキーっで終わりそうなのですが・・・。

  2. 正吉 より:

    当選金を受けるタイミングによるのではないでしょうか。
    受け取る準備が出来ていないと、3億円当たったのに破産、みたいになってしまうのかと。。。