実家近くの駅に買物に行きました。
途中、家族4人でゲームセンターに寄りました。なぜか僕は年末年始に帰省すると駅前のゲームセンターに行きたくなります。(?)
いつもメダルゲームをやります。
メダルを一人1000円分買って、それぞれ好きなゲームをします。
僕が好きなのはメダルを上から入れて、入れたメダルがたまっているメダルを落としていくゲームです。
機種によっていろいろルールがあり、ボーナスポイントをためるとメダルがドバーっと落ちてきてくれたりします。
子供2人もこのゲームが好きで1000円分のメダルを使い切ってしまい、「あと1000円分メダル買って~」とねだられました。気持ちはよーくわかります。あと少しのメダルをつぎ込めばボーナスが出そうなのです。子供に500円づつのメダルを買ってあげて、それでもダメだったので悔しかったけど終わりにして帰りました。
「お金を大切にして節約していこう」と考えているワリに最悪なお金の使い方ですが、年に1回の家族の楽しみなので これはヨシとします。
考えたのはこんなことでした。
メダルゲームを何度もやりましたが、最終的にメダルは無くなります。ボーナスに当たって大量のメダルが出て使い切れなくなり、貯金のように預かってもらうこともあります。でも半年間で預かり期限は終わってしまうので結局メダルは無くなってしまいます。
「それなのに何でメダルをもっと欲しいと思うのだろう?」
パチンコや競馬、宝くじなどのギャンブルは何となく一生懸命になるのもわかります。報酬がすぐにお金になるからです。
メダルはいくら集めても何にもなりません。「なのに何で?」
■
UFOキャッチャーも似ています。
大して欲しいモノじゃないのに(クズみたいなフィギュアとか)、あとちょっとで取れる!と思うと何枚もの100円玉を使ってしまいます。そしてさっきまでアレほど欲しかったフィギュアは手に入れた途端ジャマになって、(誰かもらってくれないかな・・)と思いながら捨てるに捨てられず、家に持ち帰るとゴミ扱いです。
「人間の物欲を利用しているのです」
「人間の本能とはそういうものです」
人間の心理がよくわかっている人からは、上記のような答えが返ってくるのかもしませんが、
「理由もよくわからず、ゴールもよくわからず、とりあえず稼ごうとしている」
仕事をしてお金を稼ぐことにもどこか似ているな、と思いました。
定年まで働き続けなければならない本当の理由 の記事に書いたように、何か(資本主義?)のワナにハマってしまっていないか?と考えたお正月の一日でした。
コメント