今さらだけど夏は働くのに適した季節ではない -夏バテの原因-

毎年、今くらいの時期に胃腸の調子がおかしくなることが多かったです。
梅雨の不快さが終わったと思ったら、今度は暑さと冷えのきびしさ。
暑すぎる猛暑も、冷えすぎるエアコンも苦手でした。

僕は製造業の会社に勤めていたので、毎年決まった時期にお盆休みがあって、そこでようやくホッとすることができたのたけど、お盆休みは実家に移動しなければいけなかったりして、身体的には疲れちゃったりしていました。

お盆休みのうちの半分くらいは、休み中にしか出来ないシステムの移行作業とかしてたしなぁ。

夏バテの原因

人間の体は、日本の夏のように高温・多湿な状態におかれると、体温を一定に保とうとして、必要以上のエネルギーを消費し、かなりの負担を強いられます。

多くの場合は、その負担に耐えられるのですが、過度に負担が強くなったり、毎日続いて長引いたりすると、その暑さに対応することができず、体にたまった熱を外に出すことができなくなり、熱が出たり、だるくなって胃腸の働きが弱まったりしてきます。

この無理が続いて、体が限界に来ている状態のことを「夏バテ(夏ばて)」と言います。

人間の体は、周りが暑くなると、汗をかいたり血管を広げたりして体温を逃し、暑さに対応しようとします。 この体温調節は自律神経の働きによるものです。

ですが、この状態で冷房の効いた部屋に入っても、体はすぐに外の気温の変化についていけず、態勢を切り替えることができません。 そうなると、本来なら熱を放出する必要のない環境で熱を放出してしまうことになります。

温度が下がったことに気づいた自律神経はあわてて態勢を切り替えますが、これが一日に何度も繰り返すことになれば、 自律神経自体が疲れてしまい、負担がかかってしまうことになります。

エアコンは今の猛暑には必須ですが、そのエアコンが自律神経自体を壊してしまうのですね。

こんなシンドイ季節にバリバリと働けば身体に悪いに決まってるんだから、あまり働かない方がいいんですけどね。

梅雨が明けてから2ヶ月は週休3~4日にするとか、1ヶ月休暇を原則にするとか、にしちゃえばいいのに。

それが出来ない理由は、下に紹介した本「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?」の第2章に書いてある通りで、資本主義社会に生きる僕たちにとってむずかしいことはわかってるんだけど・・・。

このキビシイ季節に無理をして、夏から秋にかけて病気になっちゃう人がたくさんいると思うとやりきれません。

どうか、このキビシイ夏をうまく逃げてください。

コメント

  1. exit0720 より:

    休暇が一ヵ月とれて、週休3日で、一日6時間労働なら
    定年まで楽しく働けたんじゃないかなぁなんて思います。
    まぁ、世の中的にはふざけた要求なんでしょうけど、
    アイディアって急に天から降ってくるものではないので、
    遊び時間少ないと面白い商品やサービスなんて
    生まれるはずないです。

    ロングステイとか言われる割に日本の宿はショートステーを
    前提にしていて、3日以上連泊されると食事のメニューを
    変えなくてはならなくなって、困った顔されることも
    ありますからね。

    会社を辞めてしまって、当面、節約しないといけないので
    どうやって家族で長期旅行するかは頭を使わないといけなく
    なりましたが、計画も旅の楽しみの一つということで
    楽しんでいこうかと思います。

    • 正吉 より:

      exit0720さん、コメントありがとうございます。
      休暇が一ヵ月とれて、週休3日で、一日6時間労働ならいいですね・・・。
      今、こう書いたけど、それすらももうダメかもと思っている堕落した自分がいました。(あ然)( ̄□ ̄;)
      exit0720さんは会社を辞めて、やりたかったことをウワーっとやってる感じですね。ブログ楽しみにしています。(^^)

  2. ほんと夏はカンベンして欲しいですね。
    1年で一番嫌いな季節です、しかも外回りの営業なんてやってたら寿命が縮みます。
    今年は7月でおさらばする目論見だったのが、9月まで引っ張ることに・・・
    結局、夏にゆっくりできるのは来年に持ち越しです。
    その時、本当にリタイアした喜びを実感すると思っています。

    • 正吉 より:

      招き猫の右手さん、コメントありがとうございます。
      リタイアしたら一番好きな季節になるかもしれませんね。
      昼間からビール飲めちゃうし。。ウヒヒ。

タイトルとURLをコピーしました