僕は製造業の会社に勤めています。
他の企業と同様に僕の勤めている企業でもリストラや経費削減、グローバル対応が行われています。
生き延びなければならない企業は、グローバリゼーションに対応して生存競争しなくてはなりません。
ある程度の犠牲を伴って血を流さなくては生き残れない状態です。
生き残りのための戦いをするためには、少ない従業員で(少数精鋭といえば聞こえはいいけど)、効率良く、日々の仕事を進めなければなりません。
会社経営陣は海外拠点へ活路を見出しています。
そのためには、新しい顧客、新しい仕組、新しいシステムを早急に立ち上げなければなりません。
その命を受けている管理職は「行け行けゴーゴー」タイプでなければ、仕事は進んでいきません。
そして、現場は荒れていきます。
新しい仕組を作るメンバーは
「早く早く」
と命令されながら進んでいき、息も絶え絶えになりながら走り続けます。
現状の顧客を守る人、現場の仕組みを維持する人、今のシステムを保守する人は、
新しい仕組みを作る部隊に人を取られ、トラブルが続き、疲弊していきます。
一緒に働いているメンバーも口数が少なくなってきます。
お酒を飲んで「打ち上げ!」のような機会も少なくなりました。
タマに飲みに行けば、(管理職の陰で)苦しい仕事への不満が話題の中心になります。
皆が疲れています。
僕もそんな現実に疲れてしまいました。
心の病気にもなりました。
(このまま今の仕事を続けていても明るい未来が見えてこないな)
と考えるようになってしまいました。
それよりも、
もっと自分が納得のいく仕事、
もっと自分がイキイキ出来る仕事、
をしたいと思い始めました。
新卒の若者が言い出しそうなことで恥ずかしいけど、
40代後半という歳になって、
「自分の限界」を感じ始めたり、
「自分の死」を意識し始めると、
(このままじゃいけない・・)
(このままでは後悔する・・)
(何かを変えなければ・・)
と思うことが多くなったのです。
コメント
これ、スゴい同意。
読んで泣いてしまいそうでした
変わるのは良いんだけど、負荷がすごいんですよ。
僕は疲弊してしまいズル休みしたんですけど、体調もそれなりに悪かったです。
だから転職します。
とある投資家さん、コメントありがとうございます。
過去記事へのコメントうれしいです。(^^)
そうですね。ガマンが必要なこともあるかもしれないけど、見切りをつけることも必要だと思います。
自分の人生ですからね。