東大卒で電通に入社した新入社員の当時24歳の女性が自殺し、「過労自殺」として労基署に認定されました。
「毎日、次の日が来るのが怖くてねられない」
「はたらきたくない 1日の睡眠時間が2時間はレベル高すぎる」
ネット上のあちこちに、
「早く辞めちゃえば良かったのに」
「自殺することないのに」
「もっと違う働き方があったはずなのに」
という意見がありました。
僕もそう思います。
でも、心の病になってしまって、アリ地獄のように抜け出せなくなることだってあります。
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僕も、会社の業務が原因で、心の病になりました。
最初は、(ちょっと苦しいな)(少しツラいな)くらいでした。
でも、緊張することが増えて、ストレス過多になり、睡眠時間が少なくなると、簡単に壊れてしまいました。
なかなか壊れない人もいるんだろうけど、僕のように簡単に壊れる人もいます。
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「考えれば考えるほど、悩めば悩むほど、ツラくなっていく」
「もがけばもがくほど、下に落ちていってしまう」
そんな状態になることだってあるんです。
おそらく彼女もそういう状態だったのだと思います。
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そんなとき、
(大丈夫?)
(話、聴くよ)
(逃げてもいいんじゃない?)
と、手を差し出してくれる人がいれば、救われます。
出口が見えれば、ストレスから解放されるんです。
アリ地獄から抜け出すことができるんです。
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会社や友達の中に、
彼女の変化に気づいてあげられる人はいなかったのか?
彼女のことを気遣ってあげられる人はいなかったのか?
彼女に手を差し伸べられる人はいなかったのか?
おそらく、いたのだろうと思います。
でも、その余裕が無かったのだと思います。
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今の僕なら
「逃げても大丈夫だよ」
と自信を持って言えます。
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「もうダメだ」と思ったら、すぐに逃げ出せて、逃げても復活できる社会や風潮を整えていきたいです。
僕の退職後の生き方をこのブログに書いて、それがその役割の一端になれるといいんだけどな・・・。
なかなか、むずかしいな。
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