世界経営計画のサブシステムを生きる

久々の3日連続更新!(^^)

どうも僕には、何かを書きたくて仕方なくなる時期と、何も書きたくない時期が交互に現れるようです。

正吉
なんて言いながら明日からもちゃんと書くかはわからない

昨日はグチばっかり書いちゃったので、少しはタメになりそうな(?)記事を。

ライフネット生命の出口治明さんが書いた『「働き方」の教科書 -「無敵の50代になるための仕事と人生の基本-』を読みました。

僕は会社で働くことがイヤになって会社を辞めたけど、働くことがイヤになったから仕事を辞めたわけではないです。

このブログについて

なので、「どんな仕事をどんな風にやって、どんな感じで死ぬまで生きていくか?」というのは永遠のテーマだと思っています。

(みんな同じかも知れないけどね)

この本を読み始めた理由は、「無敵の50代になる」というサブタイトルに惹かれたからです。

正吉
無敵の50代になりたい

「世界経営計画のサブシステムを生きる」という言葉が書かれていて、感銘を受けたので書いておきます。

人間は誰しも周囲の世界をある程度理解して毎日働いている。この仕事はこういう仕事だ、この会社はこういう社風だなどと。

人間には向上心があるので、周囲の世界に100%満足しながら働いている人はおそらくいないだろう。皆、何かしら不満を持っているはずである。一方で世界は広く、自分1人で全てを変えることは残念ながらかなわない。

そうであれば、自分は今の置かれているポジションで何をすれば、世界を変えることにつながるのか。それをひたすら考え続けていくことが人間が生きる意味であり、働く意味であると僕は考えている。

「今生きている世界をどのように理解し、どこが嫌で、どこを変えたいと思い、自分は何をすることができるのか」。僕はこれを「世界経営計画のサブシステム」を担いながら生きると呼んでいる。

「世界経営計画のサブシステム」なんて言葉を聞いちゃうと、とても大きなことのように思えて、

正吉
あー、無理無理、オレには無理です

って思っちゃうんだけども。。。

それに「世界を変えたい」なんて思わない。

(世界が良くなってくれればいいな)とは思うけども。

ライフネット生命保険がオフィスを構えているるビルには、7年前の開業以来、毎日、オフィスを掃除して下さっている女性がいる。

僕と同じように還暦を過ぎているその彼女は朝に出社すると必ず、誰よりも元気に「おはようございます」と声をかけて下さる。役職員一同、彼女から元気をもらっている。彼女の仕事は毎日同じ時間に、同じ場所を、同じように清掃することだ。

あるときに「いつもトイレをきれいに保っていただいてありがとうございます」とお礼を伝えると、「せっかくやるんだったらみんなに気持ち良く使ってもらえる方がいいじゃないですか」という言葉がすぐに返ってきた。

その通りである。彼女が毎日オフィスをきれいに清掃してくださっているおかげで僕たちは明るい気持ちで仕事と向き合えている。彼女は彼女なりに歴とした世界経営計画のサブシステムを担っている。

自分の認識できる範囲で、自分ができることをやるだけでも、「世界経営計画のサブシステムを生きる」ことになる。

なるほど。

なので、僕の場合で言えば、自分が大切だと思っている人(家族・親戚・友人)の範囲の中で、自分ができることをやっていれば、少なくとも僕の認識している世界は良くなっていく。

そして、その輪が広がっていけば、世界全体も良くなっていく。(のだろう)

そう考えると少しだけやる気が出てくる。

自分以外の人を、喜ばせるとか、満足させるとか、良くなってもらうとか、そんなことは別に考えなくても良くて、「自分が世界のサブシステムを担っているのだ」と考えていれば、少なくとも自分への迷いは小さくなるだろうな。

そんなことを考えたです。

p.s.応援メールをいただきました! どうもありがとうございます!<(_ _)>

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