きりんさんのブログを初めて読んだとき、(どうしてこんな切り口で文章が書けるんだろう?)(若いのに自分や周りがよく見えている人だなぁ)という、賞賛の気持ちと、嫉妬に近い感情を覚えました。
しばらく更新のない時期があったので、(海外に行っちゃったのかな?)(ゲームにハマってるのかな?)(ブログやめちゃったのかな?)と心配していましたが、また、更新が再開しました。
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そんなきりんさんの
【前篇】30代で早期リタイアして2年経過後の生活まとめ
【後編】セミリタイア2年経過後の活動や思考のまとめ
を読みました。
きりんさんと僕とは、家族構成も、生活圏も、資産も、前職も、生活習慣も異なるのですが、感じていることの共通点がたくさんありました。
僕が伝えようとしても伝えられないことを、スルっと書いてくださっていて、安心したようなスッキリしたような気持ちになりました。(^^)
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僕が共感した部分、自分と似ているなと思う部分を引用してみます。
平日の昼間、空いた時間にゆったりと用事を済ませる事が多い。逆に週末は予定がない限りこもりがちになる。
働いていないので元来ストレスはほとんど発生しない。人と会う機会もめっきり減るのでそれも関係ある。ストレスが発生する2代要素が無くなると、ストレスフリーな生活が手に入る。生活の中の義務的な行動などで発生するささいなストレスは、日々の十分な休息だけでゼロになる。
面倒な作業や義務的な作業など、少々不愉快な行事も心の余裕をもってこなすことが出来るようになった気がする。
家事の時間が増える。すると妻と接する時間が増える。毎日休みなのでレジャーを共にする時間も増える。家族と充分なコミュニケーションが取れる。これも良い点だろう。
「売上は全てを癒す」という言葉があるが、「時間は全人生を癒す」のではないだろうか。空が青いだけで妙に気持ちが良かったりする。
・・・。
ダメだ。
このまま全部引用してたら、コピペ記事みたいになっちゃう。(^^;)
是非、きりんさんの記事を読んでみてください。(^^)
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最後に記されている点について、僕も似たことを考えていたので一言。
というわけで、アーリーリタイアは夢のような生活では無いが、引きこもりのような精神的負担が無く、自由な選択が可能なので、とても穏やかなものになると言えるだろう。
得られる結果が穏やかな生活だけならば、それ以外のライフスタイルでも実現可能だろう。
苦しみながらアーリーリタイアを目指している人、実現可能性が不確かな状況でリタイアを目指している人がいるとするならば、それは間違った選択だと思う。今ならそう助言してあげる事ができる。
僕にもそういう部分はあったのですが、
「何もすべきことが無い状態を懸命に目指したり」
「アーリーリタイアをすること自体が目的になってしまったり」
「大切なことや大切な人を犠牲にしてまでアーリーリタイアを目指したり」
することは、間違っていると思います。
そうした結果で、時間や自由が手に入っても、幸せな時間は永く続かないと思うのです。
「何もすべきことが無い=自由」ではないし、
「全ての時間を自分のために使える=幸せ」ではないと思うのです。
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僕は資産が少ないので、1,2年後には「雇われない働き方」で働き始め、しばらく働き続けると思いますが、そのことが何となく楽しみになってきています。
この感覚は、自由な状態で自由な時間を多く過ごせば、きっと多くの人が理解してくれると思います。
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