長男くんにミッションを授けたで「金持ち父さん 貧乏父さん」を読んでもらうことを書きましたが、この本を読んだことがない方や、古い本なので僕みたいに内容を忘れてしまった方もいると思うので、復習しておきましょう。
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「金持ち父さん 貧乏父さん」は、日本では2000年に発売された「金持ち父さんシリーズ」の最初の作品です。
著者はロバート・キヨサキ。ロバートは投資家、起業家、実業家でもあります。
「金持ち父さん 貧乏父さん」シリーズは20作以上もあるそうです。
中には、次期大統領ドナルド・トランプとの共著もあります。
(大きなお世話、という感じのタイトルではありますが・・、にしても胡散臭い写真ですね~)(^^;)
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話を「金持ち父さん 貧乏父さん」に戻します。
私には二人の父がいた。
金持ちの父と貧乏な父だ。一人は高い教育を受け、知的レベルも高かった。もう一人の父はハイスクールすら卒業していない。
一方の父がよく「金への執着は諸悪の根源だ」と言っていたのに対して、もう一人の父は「お金が無いことが諸悪の根源だ」と言っていた。
たとえば貧乏父さんは、「それを買う金はない」と言うのが口癖だった。
金持ち父さんにとってそれは禁句だった。金持ち父さんは、こんなときは「どうやったらそれを買うためのお金を作り出せるだろうか?」と言わなくてはいけないと私に教えた。一方の言葉は断定的、もう一方の言葉は答えを要求する疑問文だ。前者を口にすればことはそれで片付く。もう一方はその後自分で考える作業を余儀なくされる。
のちに金持ちになった父は、何も考えずに「それを買うためのお金はない」と言ってしまうと頭が働くのをやめてしまうのだと説明してくれた。「どうすれば買えるのだろうか」と質問すれば、あなたの脳を働かせることができるのだ。
貧乏父さんは実の父親、金持ち父さんは幼なじみの父親。
主人公のロバートは、金持ち父さんの教えを学んでいこうと9歳のときに決めます。
その教えの中でお金持ちの哲学を学んでいくというストーリーです。
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「金持ち父さん 貧乏父さん」がベストセラーになったことで、「不労所得」,「経済的自由」,「ラットレースから抜け出す」,「お金に働いてもらう」,「持ち家は資産ではない」,「ファイナンシャル・インテリジェンス」などの言葉が広く使われるようになったように感じます。
また、起業や不動産投資を始めるキッカケになることも多く、多くの人が「人生を変えてくれた書」として推薦しています。
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一方で、この本を読んで、(そうか!投資か!投資をすれば一生働かないでいいんだ!)と勘違いした人が、株式投資を始めて、失敗してすぐに詰んでしまったりして、「読んではいけない本」と批評されたりすることもあったようです。
実際、僕もこの本で書かれていたロバートキヨサキ考案の「キャッシュフローゲーム」をやってみたくて、「ゲーム会」というものに参加してみたら、ネットワークビジネス(マルチ)に勧誘されて、うっかりサプリメントを買ってしまったりしていました。(泣)
「金持ち父さん 貧乏父さん」が根強い人気を保っているのは、ネットワークビジネスの人や、高額な情報商材を販売する情報起業家たちがネタにしていることが原因でもあるので、そこは気をつけなければいけません。
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最後に、僕が「金持ち父さん 貧乏父さん」を読んでから、忘れていなかった「教え」を3つ書いておきます。
「お金持ちはお金のためには働かない」
「資産は私のポケットにお金を入れてくれる」
「お金があっても問題は解決しない」
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さて、次回は、いよいよ「金持ち父さん 貧乏父さん」を読んだ長男くんの感想について書きます。
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