喜怒哀楽の「怒」が消え始めている

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会社員時代、僕は常に何かに怒っていた。

家にいても、会社にいても、イライラしていることが多かった。

家族に怒りをぶつけることも多く、平和な家庭を僕が壊していたと思う。

会社で起きたイライラを消化し切れなくて家族に当たり、家庭で起きたイライラを抱えたまま会社に向かう

そんなアホみたいな状態を、かなり長いこと続けていたような気がする。

会社を辞めて自由に生きられるようになったら、喜怒哀楽の「怒」が消え始めた

怒ったり、八つ当たりすることがだんだん無くなってきている。

嫌いな人、つまらないことを言う人から遠ざかっていられるので、イヤな思いをしないで済む。

余裕のある生活が出来ているので、「時間不足」「睡眠不足」「運動不足」「緊張」を、ほとんど感じることが無く、いつも良い気分でいられる。

会社の仕事での、「いきなりのスケジュール変更」「急な仕様変更」などの問題が無くなり、グチが出なくなる。

会社に属することで起きていた、「意味の無い仕事」「無責任な人への不満」「通勤での不快感」「焦燥感」が無くなったので、イライラすることが無い。

今、自分に起きている問題は、全て自分の責任なので、怒りを感じる理由が無い。

問題が起きたら、自分のやり方で、自分で解決すれば良いだけだ。

全く怒らないわけではない。

ニュースを見れば、怒りのタネが満載だ。

でも、それらは、自分には関係ないと言えば関係ない、と言えることが多い。

それらは、これからも感じていたし、これからも無くなることはないだろう。

だから、それらに必要以上に反応しないように、心の平静を保てれば良いのだ。

「カチン」とくることを言われても、(あぁ、かわいそうに。この人は余裕が無いんだな)と思えるようになってきた。

人は軽蔑されたと感じたとき最もよく怒る。
だから自信のある者はあまり怒らない。

三木清(哲学者)

会社を辞めて自由になる、という生き方を選択したことが、本当に正しかったかのかどうかはわからない。

けれど、少なくとも、今の僕は、自分の生き方を自分で決めている。

このことが、ゆるぎない自信を生んでくれているのだと思う。

今、僕の「怒」は、消えそうなくらい小さくなっている。

(この先はわからないけどね)

   
 

コメント

  1. なんだか良いこと尽くめですね

    「自分の生き方を自分で決めている」
    本当にそれが一番だなって思います

    • 正吉 より:

      消費しないピノキオさん、コメントありがとうございます。
      「ほんと、良いこと尽くめんでんすよ!」と言いたいんだけど、良いことなかりでもなくて。。。
      今日(8/22)の記事には、落ち込んだことを書いちゃいました。。
      でも、「自分の生き方を自分で決めている」ことは胸を張って言いたいと思います。

  2. ヨレ蔵 より:

    正吉さん、こんにちは。

    怒らない毎日って、実はすごく幸せですよね。きっと今の生活は正解じゃないですか。私も、やはり正規雇用を辞めて怒というか、イライラがなくなりました。その結果、心療内科で処方してもらっていた薬が3分の2に減ったので、身体的にもとてもラクになりました。

    不安定な生活は厳しいですが、精神的にラクというが私は一番と思っています。何もかも手に入れるということは難しいですが、自分の中での優先順位に従って生きていきたいと考えています。では、失礼しました。

    • 正吉 より:

      ヨレ蔵さん、コメントありがとうございます。
      「自分の中の優先順位」、大事ですよね。
      「これを大事にしない人生なんて、自分の人生じゃないじゃん!」と言いたいんですけど、今日は少し弱気です。。。

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