長男くんの不登校を打ち破ったキッカケ(その1) -不登校&ひきこもりの物語-

不登校&ひきこもりの物語続けます。

2017年の秋から冬にかけて、ほとんど学校に行かず、部屋でひきこもっていた長男くん。

「もう12月の登校は考えずにゆっくりと冬休みを過ごして2018年の新学期に向けて再始動の準備をしよう」

妻と話して、そんな方針を立てていました。

卒業するための出席日数は既にギリギリで、新学期からの登校が出来なければ卒業は無理そうな状態でした。

「冬休みは、受験や学校のことは考えずに、好きなことだけして過ごしてごらん」

そんなアドバイスをしたら、彼はその通りに毎日好きなゲームをして過ごしていました。

「好きなこともやりたいこともない」そう言っていた彼もやっぱり好きなことはあるのでした。

食事も家族で一緒に食べるようになり、ひきこもることも少なくなっていきました。

本来ならば、そこで喜ぶべきところだけど、僕は(そうは言ったけど、何かが違うな・・)と感じていました。

苦しい時に「逃げる」ことはとても大切です。

でも、(考えなきゃいけない時に逃避して考えることを放棄してしまったら、また同じことの繰り返しになるんじゃないかな)

そんなことも思っていました。

長男くんが元気になってきたのは単純にうれしい、でも、このままじゃ来年になってもたぶん何も変わらない。

ここでも僕の気持ちはブレました。

「高校を卒業しなくたっていいじゃないか、大学に行かなくたっていいじゃないか」
「高校を卒業した方がいいな、大学にもできれば行ってほしいな」

この2つの気持ちが、僕の心の中でいつも揺れ動いていました。

部屋でひきこもっていた子供を見て僕が考えていたこと

上記の記事でも気持ちのブレを書きました。

自分自身のことであれば滅多に気持ちのブレなど起きないのに、子供のことになるとブレまくりです。

自分の中の矛盾があって、何だかイライラしていました。

でも、イライラをぶつけてしまっては元も子も無いので、その時期はできるだけ家に居ず、外に出かけるようにしていました。

そして、新学期が始まりました。

が、彼は学校に行けませんでした。

(うーん、ダメだったか・・)

僕も妻も落ち込んでしまいました。

そして、センター試験の前日になりました。

朝、ベッドに力なく横たわっている彼を起こして話をしました。

内容を正確には覚えていませんが、僕はこんなことを話しました。

・いつも話しているけど、高校を卒業しなくても大学に行かなくても生きる道はいくらでもある。絶望なんかじゃない。

・「何もしたくないし何も考えたくない」「好きなこともやりたいこともない」その気持ちはわかったけど、ずっとこのままで家にいても、どうにもならないと思う。

・父も母もいつまでもキミの面倒を見るつもりは無い。

・このまま部屋にひきこもるならば、4月からは家を出て一人暮らしをしてもらおうと思う。

・アルバイトなどをして自分の力だけで生きてごらん。そうすれば今見えていないことが見えてくるはず。

※(少し突き放した言い方をしたのは、心療内科の先生から「彼はウツなどの心の病気ではない」という言葉をもらっていたからです。心の病気であったら、突き放すのは危険な場合があります)

・何も考えたくない、って言うけど、少しだけでいいから、先のことを考えてごらん

こんなふうに話しました。

吉と出るか凶と出るか、わかりませんでしたが、この時が「大事な分かれ道」だと思ったので、覚悟して話しました。

1時間後に僕の部屋に、長男くんが来ました。

「明日のセンター試験は受けない。高校もこのまま行けないと思う。だからたぶん卒業できない。来年、高卒認定試験を受けて、大学受験をする。浪人をさせてほしい。」と彼は言いました。

「これが考えたことだけど、これでも家を出なきゃダメかな?」

僕は、「うん、やっぱり○○は家を出て、一人でいろいろやってみた方がいいと思うよ」と答えました。

「そうか・・、わかった」と言って、彼は自分の部屋に戻りました。

妻に話すと、妻は「そうか・・、受験も卒業もダメか・・、でも、私も家を出た方が彼にとっては良いと思うよ」と言って涙ぐんでしまいました。

親の意見がキッカケになって、何かが変わるかな?と思ったのだけど、そうはなりませんでした。

続きます。

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