前回の記事:「会社を辞めない方がよかったのかも・・」で、「長男くんの不調で、夫婦の関係も悪くなりました」と書きました。
今回はそのことについて書きます。
■
昨年の5月に「離婚の危機を迎えているのかもしれない」という記事を書きました。
(「どうして生きなければいけないのか?」まで続く8話連続の記事です。よろしければ読んでみてください)
この一連の記事の中で僕はこんなことを書きました。
夫婦の価値観が違うことなんて大きな問題ではありません。(と僕は思っています)
そもそも価値観が同じ人なんていないし、価値観や考え方が違うから面白いし、多様性も生まれるのだと思います。
でも、問題が起きたときの対処をするときに、考え方の根本が大きく違うと大変です。
家族の問題に対して、夫婦で対処するのに言動や行動がそれぞれで違えば、子供は混乱するし、さらに迷っていくでしょう。
最近の長男くんの問題以前にも、妻の行動や言動に(アレ?)と思うことが多くなっていることを僕は感じていました。
今、落ち着いて考えれば、問題の対処の仕方が違うことなんて当たり前です。
でも、(このままでいると、子供が一生ひきこもってしまうかもしれない・・)という危機の中では、なかなか冷静にはなれませんでした。
■
ネットや本で「子供に問題が起きたときの両親の対応」みたいなことを調べると、次のような事例がたくさん出てきます。
・仕事で忙しい父親が「家のことは妻に任せている」と言い、子供の問題に直接関わろうとしない。
・親のどちらかが子供の現状を認識せずに、「甘えている」「さぼっている」を連発して、問題をさらに深くしてしまう。
・子供と多く接していた妻に責任をなすりつけて、夫が妻を責める。
・母親が子供を守り、それに腹を立てて父親は家族から孤立していく。(僕はこのパターンに近かった)
これらのことによって、夫婦の間に溝ができてしまい、別居・離婚の原因になる。
そして、家庭が壊れ、子供が責任を感じ、状況はさらに悪くなっていく・・・。
■
長男くんの症状を見て、「起立性調節障害」かも知れないと考えて、調べたときにも同じような記事を見つけました。
朝、起きられず遅刻や欠席を繰り返したことが原因で学校や社会から孤立したり、あるいは子どもに何らかの心理社会的ストレスが潜在すると、不登校や長期のひきこもりになるケースも少なくない。
わが子がこのような状況になれば、保護者のなかには、子育てが至らなかったのではないかと、自らに原因を求めたり、配偶者を責めたりして夫婦関係に溝ができることもある。さらに子どもがニートになるのではないかなど、将来を悲観してひどく落ち込み、親のほうがうつ病を発症することもある。家庭が暗くなれば、子どもの病気は治るものでも治らなくなってしまう。
「起立性調節障害」
■
昨年5月にこのことを経験して、(夫婦で揉めていちゃダメなんだ)とわかっていたはずなのに、同じ失敗を僕は繰り返してしまいました。
この冬のかなり長い間、夫婦の関係を悪くしてしまいました。
反省して、以下の記事を書きました。\(__ )
■
同じような問題を抱えてしまった方に向けて書きました。
あれこれと手を出さず、耐えて見守り続けること
とても難しいですが、やってみてください。
コメント