病んでしまった長男くんとの対話 -不登校&ひきこもりの物語-

少し間があいてしまいました。

長男くんの不登校とひきこもりの話、続きを書いていきます。

2017年の秋から、長男くんは、学校に行かずに自分の部屋にひきこもるようになってしまいました。

彼は2017年春にもずっと休んでしまっていたので、卒業のための出席日数が危なくなってきました。

12月に入っても調子が戻らないので、妻とも相談して、心療内科の病院を受診することにしました。

でも、長男くんは、鉄格子の張ってある精神病院のようなイメージを持っているようで受診を拒みました。

そのときに、彼とLINEで会話をした記録があるので載せてみます。

—-僕から長男くんへのLINE文 (○○は長男くんの名前です)—

○○へ

うまく話せる自信がないので文章にします。

○○のスマホを取り上げたのは、水曜日の深夜に○○と母と次男くんでLineをしていたことに「カチン」ときたからでした。
「具合が悪いのに家族で深夜に何やってんの?」と思いました。(後で地震のことを話していたと気づきました)

でも、それとは別に、○○の不調はネットとスマホに原因の一部があるとは思っています。
少し依存し過ぎだと思っています。
これは技術の進化の弊害で誰にも当てはまることなので、コントロールしながらうまく付き合っていくしかないと思います。

○○が不調なのは、たぶん心の病気です。
父とは違う病気のようだけど、似ているのかもしれません。頭痛もそこから来ているのだと思う。

父は、主に心の病気が原因で会社を辞めました。
でも、会社を辞めたらウソのように調子が良くなりました。
たぶんずっといろいろなことをイライラしながらガマンしていたのだと思います。

○○は覚えていますか?
会社を少し休むよ、と言った父に、「生きてる間の ほんのちょっとの時間くらい 大丈夫だよ」と,Radwimpsの「だいだらぼっち」を真似て言ってくれました。
父はそれがとてもうれしかった。

心の病は脳の病気です。科学的にも証明されています。治療すると治ります。本当に治るのです。
だから気持ちを軽くして受診してみると良いと思います。
心の病のお医者さんは総じてとても優しいです。
父は出会えなかったけど、一生付き合っていけるセラピストや主治医に会えることもあります。

このまま学校に行けなくなって、高校を卒業できないかもしれない。
でも、そしたら詰む、なんて考えないで大丈夫です。
前に○○が調べたように、大検(高卒認定)受けて1年遅れで大学行ってもいいし、大学行かないで別の道を探してもいい。
いつも言ってるけど、生き方なんて何通りだってある。

最近、○○が学校を休むと父は○○と話をしなくなります。
前に学校を休んだ○○に「居直って反抗的な態度を取るな」と怒ったことがあります。○○はその後学校を数日休みました。
それが父のトラウマになっています。
心の病を経験しているはずの父も、それを忘れて調子の悪い○○にヒドイ言葉を投げかけてしまうのです。
それをしないように、話をあまりしないようにしています。

家族ってとてもやっかいです。

愛しているのに、憎らしい。
一番大事なのに、一番ひどいことをしたりする。
こんなことがよく起こります。

でもそれが普通なのだと思います。
仕方がないのだと思います。

父も母も、○○と次男くんに幸せになってもらいたいのです。
ただ、それだけです。
その思いがヘンなカタチになって現れることがあります。
でも、根底のこの気持ちを忘れないでね。

—-長男くんから僕へのLINE返信—

多分今オレは受験が不安で、
でも勉強したくなくて、
いろんな可能性を考えて、
でも考えるのが
めんどくさくて、
色々嫌になっちゃって
疲れちゃったのかも
知れないです。

スマホのことは
ちょっと気をつけます。

明日はとりあえず
病院に行ってみます。

オレが休んだりして
色々怒られたりするのは
家族だし、仕方ないこと
だとオレも思うから、
大丈夫です。
ありがとう。

でもとりあえず
来週からは学校
行けるように頑張ります。

次の日、長男くんは心療内科を受診しました。

1時間くらい先生といろいろな話しをしたようでしたが、あまりピンと来ていなかったようです。

11月までは登校したり休んだりを続けていたのですが、この後、彼は全く学校に行けなくなってしまいました。

担任の先生からは「このままでは卒業が難しいです」との警告を受けてしまいました。

12月と翌年の1月は家族も一緒になって落ち込んでしまって、僕もブログを更新することが出来なくなってしまいました。

その12月に僕は1つだけ記事を書きました。

自分へ言い聞かせていたことを書きました。

あせらずに

せかせることなく 時を待つ

今の僕にはそれができるはず

なぜなら、今の僕は人生でいちばん余裕のある状態だから

結果を急いだり、やけになったりして、大事なものを壊さないこと
 
 
時を待つこと
 
 
あれこれと手を出さず、耐えて見守り続けること

とてもむずかしいけど、できるはず

時を待つ

その頃僕は、(もうあきらめた方がいいかも知れないな)と思うことが多くなりました。

「あきらめる」というのは、彼の高校卒業を断念して、その後の進路も決まらないままになるという事態を想定しておくということです。

高校を卒業できないことよりももっと心配なことがありました。

そのことを次の記事に書きます。

   
 

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