どうして、ここまで苦しい思いや辛い気持ちで、会社勤務を続けなければいけないのだろう?
どうして、僕は会社を辞められないのだろう?
いくつか理由を考えてみました。
「1.給料をもらうため」
「2.見栄や世間体のため」
「3.楽な人間関係の中で自分の位置・役割を確認するため」
「4.生きがい・働きがいを得るため」
「5.我慢してきた見返りを受け取るため」
サラリーマンなら、「1.給料をもらうため」という理由が一番だと思います。
自分と家族が生きていくためにはお金が必要なので、一番大事なのは当たり前なのですが、お金については もう少し深い考察が必要だと思います。
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他にも、
「2.見栄や世間体のため」
「あそこのご主人、働いてないみたいよ」と近所にうわさされるのがイヤだ、という人もいるのではないでしょうか。(僕はたぶん平気だと思いますが)
せっかく築いてきた地位から下りたくない、下ろされたくないという気持ちもあると思います。
会社を辞めて、家やクルマなどの資産を失くしたくないし、そのことを知られたくない、という気持ちも世間体かもしれません。
「3.楽な人間関係の中で自分の位置・役割を確認するため」
自分がよくわかっている(または、自分をよく知ってくれている)人間関係の中で、自分の居場所を持ち、自分の役割をこなすことで安心感や充足感を得ることもあると思います。(この『人間関係』が曲者で、安心を与えてくれることもあれば、毒になることもありますね)
また、尊敬する先輩や、何でも言い合える友人との関係も大切です。
でも、本当の人間関係が出来ていれば、会社を辞めてもその人との付き合いは続くと思います。
「4.生きがい・働きがいを得るため」
僕の場合はまったく当てはまりませんが、意外と会社を辞めてみたら喪失感を感じちゃったりして。。。
「5.我慢してきた見返りを受け取るため」
(せっかくここまで我慢して頑張ってきたんだから、元を取らなくちゃ)
という思い、正直なところ、僕は強いです。
「見返り」というのは、もちろんお金(=給与・退職金など)が一番にあげられます。
「成果主義」や「能力主義」などの言葉が何年も話題になりますが、まだまだ「年功序列」方式は崩れません。
「僕たちの「給料」は、なぜその金額なのか?」 参照。
(やっと給与が高い年齢になったのだから、今辞めたら損しちゃう)
という気持ちは強いです。
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結論として、僕の場合、
「お金(生活費)のために会社を辞められない」のです。
たかがお金、されどお金。
次回、お金についてちゃんと考えてみます。
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