禁煙に関する本や、ホームページはたくさんあります。
僕は、何かを始める時は、いつも本を読むことから始めるので、まずは禁煙に関する知識を得るための「禁煙本」を読む事にしました。
僕が選んだ本は2冊。
「禁煙セラピー」と「禁煙で天才脳を作る」
「禁煙セラピー」は有名です。
この本は数年前にベストセラーになった本で、これを読んで禁煙に成功した人は多いらしいです。
表紙に書いてある「読むだけで絶対やめられる」という謳い文句に心を惹かれます。
著者のアレン・カーさんは、元ヘビースモーカーで会計士だったのに、禁煙に成功し、禁煙を広めることを仕事にしている人です。
読み始めてから2時間。
あっという間に読めてしまいました。このアレン・カーさんは文章の才能もあるのだな。
「この本を読み終わるまでタバコをやめないでください」
「まやかしの動機で禁煙しても失敗するだけ」
「禁煙に失敗する2つの理由」
など、面白くて興味深いテーマと、グイグイと惹きつけられる文章のせいで一気に読んでしまいました。
●「禁煙セラピー」の中で気に入ったフレーズ
・21章「喫煙の利点」
・喫煙者は論理的な判断が出来ない
「お金のことなら大丈夫。一週間でたったこれだけだから」
彼はまるで百科事典のセールスマンです。
そこで私はこう言います。
「では、とっておきの話があります。今、私に20万円払ってください。
そしたらあなたが死ぬまで、私が毎日タダでタバコを提供しますよ。」
やめる気などさらさらない人であっても、一人たりともこの提案を受け入れた人はいないのです。
●「禁煙セラピー」を読んで学んだこと
・「なぜタバコをやめたほうがいいのか」を考えるとかえって禁煙がむずかしくなる。
・「あなたはタバコ中毒になってしまっていますが、もし吸い始める前に戻れるとしたら、タバコを吸いますか?」 の答えは、全員「まさか」。
・「あなたの子供にもタバコを吸うことを勧めますか?」 の答えは、全員「まさか」。
・喫煙者がタバコを吸い続ける理由は2つ
1.ニコチン中毒
2.洗脳
・タバコは、健康・活力・富・平静心・自信・勇気・自尊心・幸福を奪う
・「ちょっと1本」の値段は300万円。
・吸えば吸うほど疲労感が沈殿する
・タバコ自身が生み出す恒常的不安感
・減煙するとますますタバコが吸いたくなる
・代用品を使っても効果は無い
・禁煙をするには、たった2つの指示に従えば良い
本当にやめられるかもしれない。
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