「正吉くん、どして、今まで保険の見直しをしようと思わなかったの?」と聞かれたら、「今の保険が優れていると思ってるから」と答えちゃいます。前回の記事にも書いたように、今の保険は、「ソ○ー生命の営業マン」に文句無し!のお墨付きをもらっていました。
そして、さらに、5年ほど前、
「保険の無料診断をさせてください、もれなく6千円プレゼントします」
という広告を見つけたので、おこづかい欲しさで応募したことがあったのです。
僕の住んでいる田舎までFPの方が、東京からわざわざ来てくれました。
今の保険の説明をして、家計の現状を話しました。
次に来た時、そのFPの方はライフプランを作ってきてくれて、今の保険に代わる新プランを持ってきてくれました。新プランの保険料は安くなってはいましたが、何回説明を聞いてもメリットがよくわかりませんでした。
なので、「申し訳ないのですが・・」と断ろうとしました。すると「では 次回に案を練り直してきます」と言われました。
アポイントの電話が何度もかかってきましたが、もう僕の気持ちは離れてしまっていて、「変更の意志はありませんので、すみません・・・」と申し訳無い気持ちで伝えました。
そんなこともあって、僕は、(今の保険よりも良い保険は無いんだ。僕の選択は正しかったんだ。このまま今の保険で60歳まで払い続ければ問題はないんだ)という気持ちをより強く持ってしまったのだと思います。
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「僕に万一のことがあった時、お金があるに越したことはないと考えていた」
「保険料は、払っておけば将来もらえるお金が増えるから悪いことではないと思った」
「保険料は、自動引き落としだからあまり意識せず、一定の金額を払うのが当たり前になっていた」
言い訳を考えればいくらでも出てきますが、一番の理由は、
「考えるのが面倒だった」
ということに尽きます。
そして、もう一つは、
「いくら良い保険であっても、必要な保険とは限らない」
ということをあまり考えていませんでした。
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保険って「正解」がありません。
なぜなら「不幸の宝くじ」だから、いつ当たるかわかりません。
でも、どこかでバランスを取らなければいけないんですよね。
その「バランスを取るための舵取り」は自分にしかできません。
逃げちゃいけないですね。
(続きます)
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