岡田斗志夫さんという人物を知ったのは、つい最近のことです。
何年か前に、「いつまでもデブと思うなよ」という本がbookoffで105円で売っていたので、面白そうで買ったんだけど、読まないまま放置していました。
2ヶ月前に、タイトルに惹かれて、内田樹さんと岡田さんの共著「評価と贈与の経済学」を読みました。
この本がとても面白かったので(岡田斗志夫って何者だ?)と調べたら、「いつまでもデブと思うなよ」の著者だった、という訳です。
さらに岡田さんを調べていくと、最近いろいろとやらかしてしまって、あちこちで問題になっているようでした。
でも、この方の頭の良さは「評価と贈与の経済学」でわかっているし、ダイエットを成功させたことは事実なので大いに参考にすることにしました。(50kgやせた後に20kgリバウンドしたみたいだけど、まだ30kgやせてるんだから全然オッケーじゃんか、と僕は思っています)
1年で-50kg。
そう、私は1年で50kgの減量に成功した。
体重が117kgから67kgへ。一年前には、自分でも想像もしていなかった変化だ。
周りの誰もが「どんなハードなダイエットをしたんですか?」「どんな奥の手を使ったんですか?」と私にきいてくる。みんなが知らないようなことは、なに一つしていない。
お金がかかるようなことも、なにもしていない。苦しいことも痛いこともしていないし、「○○ばっかり食べる」みたいなこともしていない。
絶食したわけじゃない。脂肪吸引もしていない。スポーツジムにも通っていない。特殊なサプリメントを飲んだわけでもない。ロデオボーイも、サウナスーツも買っていない。エステに通ったわけでもない。ダイエットフードも食べていない。
四八歳という中年男性にとって、これはまるで自分がスーパーマンにでもなっていく気分だ。おおげさでなく、「若返るとはこういうことか!」と感動の毎日である。
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2007年に発行されたこの本で書かれているダイエット方法は、「レコーディング・ダイエット」です。
「レコーディング・ダイエット」は、
1.助走
2.離陸
3.上昇
4.巡航
5.最加速
6.軌道到達
の段階があって、それぞれの段階で何をすれば良いかが書かれています。
1.助走期間では、「口に入れたものを全て記録する」「毎日同じ時間に体重計に乗って記録する」だけで、食事制限も運動もしないのだそうです。たくさん食べちゃっても反省しなくていいし、罪悪感も持たなくていい。
それでも岡田さんはこの「助走期間」の5ヶ月で10kgも体重が減ったそうです。
●自分が太っているのは、実は「太り続けるような食事・行動を取っているから」という事実を知ること。
●その「太り続けるような食事・行動」とは具体的にはなにか?を特定すること。罪悪感や反省はまったく必要ない。あなたが「そういう行動」を取っているのには、絶対に理由があるはずだ。
日常のストレス、長年の習慣、ただ単に「好きでしょうがないから」。
これらはすべて立派な理由だ。やめる必要なんかない。
やめなくてもいいから、それが「太っている理由」だということだけ、自覚しよう。
この本を読んで、かなり、その気になりました。(^^;)
僕も岡田さんがダイエットを始めたときと同じ48歳だし。(^^;)
まずは「助走」。記録することから始めていこうと思います。
僕のダイエットの成否を分けるのは『米』の摂取量をコントロールすることだ(たぶん)に続きます。
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