僕には「理想の生活」があります。
こういう風に生きていけたらいいなと思う理想があるのです。
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4年前の2018年はこんな記事を書いていました。
ここに書いてある理想の生活は未だに実現できていないのだけど、やりたい仕事や趣味がもう少し具体的にイメージできるといいなぁと思っていました。
その理想を読んだ本の中で見つけました。
「<インターネット>の次にくるもの」(原題:THE INEVITABLE(不可避))という本です。
少し前にベストセラーになったので読んだ方も多いのではないでしょうか。
以下の引用は著者の妄想です。でも、こうなったらいいなと僕も大いに賛同した内容なのです。
まだこのブログに書いたことが無かったと思うので書いておきます。
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まずは「理想の仕事」です。
近い将来の私の1日はこんな感じになるだろう。
私は世界中に散らばるエンジニアと協同組合を作って働くエンジニアだ。われわれのグループは共同所有で、経営は投資家でも株主でもなく、1200人のエンジニアで行なっている。
私の最近の仕事は電気自動車の回生ブレーキ用のはずみ車の効率を上げるための設計だった。
もし最終的に自動車に採用されれば、私は収入を得る。実際は、この設計がコピーされて他の車種に採用されたり、違う目的で応用されたりしたとしても、その支払いは私のところに自動的に流れてくる。車が売れれば売れるほど、少額決済(マイクロペイメント)はどんどん増えていく。
自分の仕事が口コミで広まるのは大歓迎だし、より多くシェアされるほどいい。
(中略)
私は1万もの異なる協同組合から自分が貢献できるものを選ぶことができる(私の世代では会社で働きたいという人は多くない)。
それぞれに成功報酬率や報酬の条件も違うが、最も重要なことは、それぞれで違う人と共同作業ができることだ。私は自分の好きな協同組合により多くの時間を割くようにしているが、それは払いが良いからではなく、最高の人々と–たとえ実際の生活では顔を合わせたことがなくても–仕事ができることを心から楽しめるからだ。
「インターネットの次にくるもの」 第6章「SHARING」より
これが「理想の仕事像」です。
現実の話ではないけれど、とても魅力のある未来だと思いました。
われわれのグループは共同所有で、経営は投資家でも株主でもなく、1200人のエンジニアで行なっている。
その支払いは私のところに自動的に流れてくる。車が売れれば売れるほど、少額決済(マイクロペイメント)はどんどん増えていく。
という部分は、今 バズワードになっているWeb3やブロックチェーン・DAO的だなと思います。
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このような理想の仕事を実現するためには、自分自身がある程度の技術を身につけていなければなりません。
技術を身につけて何らかの仕事をして、もしそれが認められたらその報酬を得るための仕組みがなければなりません。
それが前提となります。
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理想の仕事をするために、理想の仕組みを作るために、今からせっせと研究せなアカンよなぁ、と思って、今がんばっています。(^^)
うまく実を結ぶといいなぁ。
次回は「理想の趣味」について書きます。
コメント
結局ウーバーとかYoutubeとかと同じで、その仕組みを作った奴がもうけるだけで、その下の人たちは1ワーカーでしかないように思うが
じきりさん
コメントありがとうございます。
仕組みというか、基盤みたいなものと言えばよいですかね。
広義のインターネットみたいな感じですね。