以前に、リタイアしたら公共施設を使い倒そうという記事を書きました。
図書館や、音楽スタジオ、会議スペースなど、利用者が少ない平日などの時間に「貸し切り状態」で使うことができるので、リタイア(早期退職)と公共施設は相性が良いです。
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先日、「おぉ、その通り!」と同意してしまう日経の記事を見つけたので紹介しておきます。
退職後こそ公的サービス使おう 「時間でお金節約」|マネー研究所|NIKKEI STYLE
どうせ税金を支払うなら有効に使ってほしいのは当然です。
「自治体が提供するサービスを思い切り使わなきゃ損だ」と考えましょう。
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この記事には「抵当権抹消登記手続き」のことが書かれています。
抵当権とは、住宅ローンなどでお金を借りたときに、お金を貸した人(銀行など)が不動産をその借金の担保として確保しておく権利です。
「抵当権抹消登記手続き」とは、ローンを返済した後、金融機関が「抵当権の登記はもう必要ないので消して下さいね」という依頼をしてきます。その手続きは自分で法務局に行ってする必要があります。
僕の場合も、銀行から書類を渡され「○○司法書士さんに頼めば●万円でやってくれますよ」というアドバイスをもらいました。
書類を読んでもチンプンカンプンです。
でも、僕には時間があったので、その足で法務局に行って手続きの方法を聞きに行きました。
そうしたら、懇切丁寧に書類の書き方を教えてもらい、2千円で手続きが完了してしまいました。
とてもカンタンでした。
説明してくれた人は法務局の人のようでしたが、その方のお給料もきっと税金から支払われているのだから、わざわざ外部の司法書士さんにお金を払うことはないですね。
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「広報誌には有益で無料の情報がたくさんある」ということも書かれていますが、コレもその通りだと思います。
僕は、広報誌を読んで「大量の粗大ゴミを無料で処理する方法」を学びました。
会社勤めをしていたら、「ゴミを出しに行くのは時間もかかるし手続きも面倒だから、お金を出して業者に引き取ってもらっちゃおう」と考えていたかも知れません。
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人的資本があるうちは、時間をお金に換える、または、時間をお金で買う方が効率的なのかも知れません。
例えば時給換算で1時間に3,000円稼げる人であれば、10時間かかるような面倒なことは1万円払ってでも任せちゃった方が良いのかも知れません。
でも、リタイアして人的資本が小さくなっても時間に余裕があるのならば「時間を使うことでお金を節約」すれば良いですよね。
これら面倒なことを他人任せにせず、時間をかけて経験することで、生きていく上で必要な経験値も上がっていきます。
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今まで払ってきた住民税を取り返す意味でも退職したら公共施設をどんどん使って、経験のための時間もどんどん使っていきたいと思います。
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