「僕は管理職になることを断ってしまった」という記事で書きましたが、僕は、自分の精神面の弱さや不安を理由に管理職になることを断りました。
なので、会社の上司や役員との面談や会話の中で「調子はどうだ?」と聞かれることが多かったです。
そんな会話のときに、上の人からよく言われたのは、
「会社ではストレスを解消する術を身につけなければ、自分が苦しくなるし つらくなる」
というニュアンスのことでした。
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そんな言葉を聞くたびに、
(傍若無人に振る舞ってるように見えるけど、この人も苦しんでるんだな)と感じました。
と同時に、
(ストレスを感じなくても良いようにすることは考えないの?)とも思っていました。
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「ストレスを感じるのは仕方のないことで いかにストレスを解消するかが大切だ」ではなくて、
「ストレスの解消方法を考える前に、ストレスを感じない環境を作ること、または、ストレスを感じない環境に自分を持っていくことを考えるべきじゃないかな」と思っていたのです。
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(でも、ズンズン上に登っていく人たちは、ストレスを受けても自分が耐えることだけを考えて、戦いに勝つことに重きを置いて進んでいくから、きっと大丈夫なんだろうな)
(ストレスを生み出さない環境を作るなんて壮大な改革を仕掛けちゃったら、その改革を進める中で それこそ大きなストレスを背負い込んじゃいそうだもんな)
(戦いが避けられない場所に居続けるのはイヤだから平和な場所に移動しちゃおう、なんてオレみたいには考えないんだろうな)
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ストレスを当たり前に思うような人たちから自分を守るには、その人たちの枠の中から外れる方法を考えるしかないと僕は思います。
そう考えないのであれば、枠の中でストレスを発散して戦うか、枠の中で死んだフリをするか、です。
僕はもう戦いたくないし、死んだフリもしたくないなぁと思います。
コメント
私はどっちかというと死んだフリなのかなあ。もう会社をよくしようとか後輩を育てようとか思わなくなりました。ただこなしていきます。後10年いけるとこまでいこうと思っています。
クロスパールさん、コメントありがとうございます。
環境をよくしようと考えても、見返りが少ないどころか 下手に手を出すと自分の命を削らないといけなくなる、なんてこともありますからね。
ただこなしていくだけでも大変なので、見えないフリ、死んだフリも仕方ないかな、って思います。
私も辞めると宣言してから、上の人から体調どうだ?って聞かれますね。
心配してくれているのでしょうが、なんだかそれも重たいです。。。
招き猫の右手さん、コメントありがとうございます。
あぁ、重たいですね。(^^;)
本当に心配してくれているのなら、ありがたいのですけど・・。
>ストレスを当たり前に思うような人たちから自分を守るには、その人たちの枠の中から外れる方法を考えるしかないと僕は思います。
共感します、いったん会社に冷めてしまうと。
私も去年、管理職を降ろされました。
ちょっと悔しい気持ちもありましたが、ラッキーでした。
もう、しがらみを作りたくないですね。
鶯餅さん、コメントありがとうございます。
そうですね。ヘンなしがらみは猛毒になりますからね。