このブログを始めてから、メル友が増えました。(^^)
年に数回やりとりをする方もいるし、月1回ペースでやりとりする方もいます。
twitterのダイレクトメッセージで頻繁に会話する方も増えました。
それが縁でお会いした方もいるし、年齢や性別さえもハッキリしない方もいます。(^^;)
でも、こういうユルい人間関係が増えるのはとてもウレシイことだよなぁ、なんて考えています。(^^)
■
こういうブログなので、メル友の方々の中には会社を辞めた方もたくさんおります。
「Sさん」は、最近会社を辞められた僕よりも少し年下の方です。奥様もお子様もいらっしゃいます。
僕と同じく「雇われない生き方」を模索していらっしゃる方です。
Sさんは、会社を辞め、東南アジア旅行をした後、お父様の実家近くに住むことを決めました。
その際に問題が起きました。
実家の近くに賃貸マンションを探そうとしたところ、無職や創業したての自営業などでは不動産屋では相手にしてくれなかったそうです。
承諾をいただきましたので、Sさんからのメールを引用します。
マンションを借りるには定期収入が大前提のようです
資産や配当収入などでは認められないようです
会社員というだけで賃貸してくれるという現実に理不尽さを感じながらも、本位ではないのですが会社勤めをすることにしました
正吉さんの場合、例えば息子さんが大学や就職で一人暮らしをすることになって保証人を求められたときはどのように対応されようとしてますか?
今回の体験から自分の子供が一人暮らしするときのために会社員という立場は残しておいた方がベターなんでしょうけど、それまでまた自分に我慢を強いるのー?と自問自答してる日々です
う~ん、なるほど-。
山梨の我が家は持ち家で、しばらくはココに住み続ける予定なので、賃貸住宅とは縁が無いだろう、と考えていたのですが、息子くんたちが賃貸に住むということにまでは頭が回っていませんでした。
順調にいけば2人とも大学に進学する予定で、教育費については細かく試算していましたが、息子くんの保証人としての立場を考えなければいけなかったのですね。
賃貸の保証人について、少し調べてみました。
学生は未成年の方が多く契約手続きをするときに、ほとんどの場合親が居なければ契約をすることができないのです。
未成年は成人ではないので、本人が契約することができない可能性が高いです。学生となると収入がアルバイトなどをしていてもないに等しいので、収入が安定している親御さんに契約をして頂かなければならないケースが多くなります。
ふむふむ。なるほど。
■
個人事業主で働いている人が賃貸の審査に通るためには、次の4項目をクリアすることです。普通の会社員よりも厳しい審査になることが多いですが、この項目をクリアすれば入居できる可能性はグンと上がります。
必要書類の準備と保証人、保証会社を立てることは、特に審査に通るために重要です。
①収入を証明できる必要書類を準備する
②連帯保証人か保証会社を立てる
③自分の収入に合った家賃のお部屋を選ぶ
④身なりを清潔にする以下のような場合は、賃貸の審査で落ちやすいです。
・収入証明が準備できない
・連帯保証人がおらず、保証会社も使えない
・収入に対して家賃が高い
・服装や髪形など、身なりが不潔
・大家さんが個人事業主を嫌がっている■
個人事業主として働いている人は収入が不安定だと思われがちなので、安定した収入を証明できる書類を準備することが必須です。次の一覧は収入を証明できる書類の一覧です。
・住民税課税証明書
・確定申告書の控え
・納税証明書
・所得税納税証明書「住民税課税証明書」と「確定申告書の控え」は、特に管理会社から求められることが多いので、このどちらかを準備すれば間違いありません。
起業して2年目までは、安定した収入の証明書を発行するのが難しいので、審査に落ちやすくなってしまいます。
■
このブログでも書いているように、僕は個人事業主になりましたが、収入はとても低いです。
貯蓄を食い潰しながら生活しています。しかも起業2年目です。妻も退職しました。
これでは、保証人としては信用されませんね。
■
ならば、通帳のコピーを持って行って、「預貯金審査」をしてもらったらどうでしょうか?
Sさんに聞いてみました。
Sさんからのメール回答は以下でした。
定職なくてこの手段が通じるのか、試しに何件か不動産屋を回っていました
家賃2年分の預貯金証明やら、敷金の増額とかで貸してくれるのか聞きましたがどこも揃って、
“大家さんや信用会社の判断になります”
という回答でした
それ以上にどこの不動産屋の対応も、定職のない人の物件紹介に関わりたくないという態度が露骨に感じとれたので、それ以上のヒアリングはしませんでした
どこも全国チェーンの不動屋さんだったため、手数のかかる客は相手にしたくないって感じでした
きちんと取り合ってくれる不動産屋は少ないのかもしれません
う~ん、キビシイです。甘く考え過ぎたか。。。
■
この記事を書いていた今日、ブログ友だちの「じゅんぺーさん」が賃貸物件の保証会社の審査について書いていてくれていました。
無職で部屋を借りることについては、(嘘でもいいので)求職中であるという意思は伝えましたw。
あとは通帳のコピー、実際はWeb通帳に切り替えているので、ネットバンキングの時刻と名前と残高が表示される画面のスクリーンショットを渡してあります。
残高としては安い数万の部屋なら数百万あればいい様な感じでしたよ。前回松本で借りる時に別の仲介業者との会話から受けた感じですが。
(中略)
退職後に数ヵ所で話をしてみて、無職だけど貯金あると言えば大体はツーカーでしたよ。普通の賃貸だと一年、二年分前払いすると言っても毎回却下されますが、URはokですし、マンスリーもそっちの方が有効ですよね。
とりあえず現在までは、この貯金残高方式で、実家を出た時のアパート、福岡のUR、札幌のアパートと審査で何か問題が発生した事は無かったと記憶してます。(URはちゃんとした残高証明書が必要です)
「続・地元で部屋を探しているよ」 | 「うっかりやっちゃうブログ」
なるほど。家賃前払いを認めている賃貸住宅もあるし、預貯金審査でも大丈夫なところは大丈夫なんですね。
■
■
橘玲さんの『貧乏はお金持ち』を読み、それを応用して、ここ数年は税金や社会保障費を圧縮する生き方をしてきましたが、自分の保証力も大きく低下するということはあまり考えていませんでした。
「息子くん2人が独立したら、僕ら夫婦は田舎暮らしをやめて都会で賃貸マンション暮らしをする」という目論みもあるので、「自分の信用力を(少しは)保つ」みたいなことも考えなければいけないのかも知れません。
■
メル友のSさんは、このような事情があって一時的に会社員に戻りましたが、新しいナリワイで生きて行く夢を捨てていません。
僕も、他人のアイマイな評価基準を気にしながら生きていくつもりはありません。
これから先、普通の生き方をしていないことで、いろいろな理不尽なコトが起きると思いますが、うまく(ズルく?)立ち回っていこうと考えています。(^^)
コメント