好きなこと、得意なこと、楽しいこと、かどうかは 仕事をやってみないとわからない。
でも、とりあえず、僕は就職して仕事を始めました。
「これで自立して自分の力で生きていける」ことがうれしかったのを覚えています。
(正直に言うと、「自分で使うお金を、自分で稼いで、自分の好きなように使える」ということだけがうれしかったような気はしますが・・。)
と同時に、「これからずっと仕事を続けるレールに乗っちゃったか・・」と思って、イヤ~な気持ちになったのも覚えています。
なぜイヤ~な気持ちになったかと言えば、未来の「自由」を奪われた、と思ったからです。
そして今、
「もう会社の仕事はイヤだ」「会社では働きたくない」「会社では生きづらい」と、考えています。
なぜかと言えば、就職したときと同じく、「自由」を奪われているからだと思います。
「生きていくためのお金をもらって仕事をしているのだから、ある程度の自由が無くなるのは仕方が無いのかもしれない。でも、最近の自由の無さは異常なんじゃないの?」
「自由」とは、言い換えれば「選択肢があること」だと思います。
会社員・サラリーマンでいることがイヤなのは、選択肢が無くなるからであり、
今、僕が生きづらいと思っているのは、選択肢が無くなって今の会社の仕事にしがみつくしかない、
と考え始めているからだと思うのです。
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そしてもう一つ。
会社の仕事がイヤになってしまったのは、
「うれしい」ことが少なくなったからだと思うのです。
好きなこと、楽しいこと、得意なこと、お金がもらえること、を仕事にすれば、自分が喜びます。「うれしい」です。
でも仕事をしていて、「うれしい」と感じるのは、自分が喜んでいるときだけではなく、相手の人を喜ばせたときも「うれしい」と感じるのです。
「よくやってくれたなぁ」
「うわぁ、ありがとう」
「助かっちゃったよ」
こんな相手の「うれしい」を感じると自分も「うれしい」です。
この種類の「うれしい」が少なくなってきています。
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「リストラ」「グローバル対応」「コスト経費削減」「内部統制」・・
会社で仕事をしている人の「生きづらさ」は どんどん大きくなってきています。
会社がやらなければならない「人の管理」も どんどん厳しくなってきています。
皆に余裕が無くなってきています。
「うれしい」なんて言ってられません。
そして、仕事がつまらなくなってしまっていると思うのです。
「自分で仕事(=働き方)を変えなければならない。」
そう感じています。
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