いつも購読しているpoohさんの「アベノミクスの恩恵は誰の手に? 」という記事を読んで思ったことを書きます。
「アベノミクスの恩恵は富裕層にしか届いていない」
最近、新聞などでよく目にする論調です。論調がズレているのは、
「富裕層=投資している、非富裕層=投資に縁がない」
という短絡的な思考に支配されているからだと思います。これは、収入の多寡や資産の大小に関係ありません。
高収入でも全部消費して貯蓄に回していない人や、金融資産はたくさん持っていても、すべて定期預金などの安全資産で運用していた人には、アベノミクスによる資産効果はなかったのです。逆に収入は少なくても、その中からコツコツと投資を継続していれば、規模の大小はあれども恩恵にあずかることはできました。
マスコミの描いている図式は、世間一般の固定観念を映しているのでしょうか。
富裕層だけが得をしていると思っているのならば、見当違いもいいところです。
抜粋して引用させていただきました。
poohさんのおっしゃる通りだと思います。
金持ちだけが得をしてる、なんて記事の書き方は、逆に真剣にお金や経済のことをちゃんと考えて生きている人を軽く見ているような気がします。
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「お金をたくさん持っている人ばかりが良い目を見て、お金を少ししか持っていない人は恩恵にあずかれない、だから、アベノミクスはお金持ちにしか効果がなかったのです。こんなの許せますか?」
と、昨日、演説していた某野党の候補者もそんなことを言っていました。
「私は庶民の味方です!」
庶民の味方は良いんだけど、庶民が皆 お金が無くて投資も出来ず アベノミクスの恩恵を受けられなかった、なんて考えてもらっても困るんだけどな、と思ってしまいました。(アベノミクスが正しい、とも僕は思っていませんけどね)
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僕が別の意味で「カチン」ときていることを書きます。
働いていた時は見られなかった、夕方5時くらいから流れている報道番組を見ることがあります。
その報道番組で、「アベノミクスで何か良いことありましたか?」というインタビューをやっていて、主婦の方や会社員風の方が「株式投資なんてしてないから何も良いことない」「円安で食品が値上がりして節約が厳しくなっただけ」「給与が上がらないからどんどん貧乏になります」と口々に言っていました。
確かにそうなのかもしれないけど、現代を自由にうまく生きていくためには、お金や経済のことを強く意識して、勉強して研究して行動することが必要だと思います。
給与や資産が少ない人だって、お金や経済のことを強く意識している人はリスクをとって、勉強して研究して投資をしているのです。
支出を抑えて、資金を作って投資をしているのです。
失われた○○年なんて言われた時だって実直にコツコツと投資を続けていたんです。
その時撒いた種にやっと花が開いているんです。
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「その投資さえしてないのに『何の恩恵も無い』なんて文句言ってんなよ」
「リスクも取っていないのにリターンなんてあるわけないじゃんか」
なんて思っちゃいます。
コメント
記事を紹介いただき、ありがとうございます。
何事もまずは自分で情報収集して学ぶことが大事ですよね。
それにしても夕方の報道番組って、掘り下げ方が浅くていつも驚きます。
あれを鵜呑みにしてしまってはマズイと思うのが私だけでなくてホッとしました(^^)
poohさん、コメントありがとうございます。
早速のコメントうれしいです。(^^)
> それにしても夕方の報道番組って、掘り下げ方が浅くていつも驚きます。
本当ですね。(笑) 今日起きたことや聞いてきたことをジャーっと流すのだから、多少浅くなるのは仕方ないとは思いますけど、あまりにも、なんというか、、、ですよね。
こんばんは。
僕も正吉さんの考え方に賛成です。
「お金がない」ならば、嘆いてばかりいないで、お金に関する勉強をして、少しでも収入を増やすようにするべきですね。
国や国会議員がどうにかしてくれるという他人任せな考えでは、
絶対に生活は良くならないはずです。
p太郎さん、コメントありがとうございます。
ですよねぇ。何もしないで見返りだけ欲しがってちゃダメですよね。
う~ん国民性というやつなのか。何にもしない人が一番文句をいうという気質がありますよね。困りものです><
クロスパールさん、コメントありがとうございます。
同意です。何もしないで文句だけ言う人多いですね。ホント困りものです。
はじめましてかな?テレビなんて所詮その程度。
ターゲットがあほなんやから。
庶民感覚で政治やられたらたまりません。
平社員が企業経営できる?
失われた20年も私には失われたどころか獲得の20年。
(今にして思えば)
当然リスクも迷いも苦しみもありました。
しかし、リスクも節約もなしに何か得られる?