「そもそもお金って何なの?」シリーズ番外編です。
お金と幸せの関係は、切り離せる(稲垣えみ子)|NIKKEI STYLEという記事を読みました。
恐ろしいのは、お金があれば幸せになれると思っていると、どこまでいってもゴールがないということなんです。一生懸命お金を稼いで欲しいものを手に入れても、企業やお店は「もっといいものがある」と。メディアも「あなたの人生にはこれが足りない」みたいなメッセージを常に送ってくる。
日本経済が成長していた時代はそれでよかったと思うんです。みんな横並びで給料がどんどん上がったから。でも今はそうもいかなくなりました。実際、ここまでモノが行き渡ってしまった時代にモノを売る会社は存続するだけでも大変です。その中で給料を確保しようと思ったら、際限のないサービス残業に応えなきゃならなくなったり、売れないものを無理やり売るために詐欺商売にも手を貸さなきゃいけなくなったりする。
一流企業で大掛かりな違法行為が頻発しているのは、そういう現実の反映なんじゃないでしょうか。本当に大変な時代です。日本史上初めての国家的試練なんじゃないかとすら思う。私たちはそういう時代を生きている。
つまり、何も考えずに罠にかかったままでいると、消費の罠と、お金を稼ぐ罠と、両方に人生を盗まれていって、結局どこまでいっても不平不満から抜け出すことができないという恐ろしい世の中なんだと思うんです。
稲垣えみ子さんのことは、以前、魂の退社―会社を辞めるということ-という記事で紹介したことがありました。
やっぱり、この方、いいですねぇ。(^^)
柔らかい口調だけど、語っていることが深く本質を突いていると思います。
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「お金が無くても幸せになれる」とか、「お金が全てじゃない」とか言うつもりはありません。
僕も「お金」大好きですからね。(^^;)
でも、(「お金」のことだけ考えてると、どうもマズイよね~)という流れになってきていると思うんです。
何か大きな力に流されているようで、このままだとヤバイ・・・。
「お金の罠」にハマらないためには、どう生きて行けば良いのか?
引き続き、考えていきたいと思います。
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