斉藤和義さんが好きです。
ドラマ「家政婦のミタ」の主題歌「やさしくなりたい」という曲を歌っている「歌うたい」です。
このブログのテーマにもしている「ジユウニナリタイ」は、斉藤和義さんの曲のタイトルです。
斉藤和義さんの曲に「ウサギとカメ」という曲があります。その歌詞の一部を抜粋します。
「移り変わりの激しいこの世の中
目指しているゴールは誰も知らないまま
息を切らしてボクが辿り着く頃 紙テープはもう切れてる目にも止まらぬスピードで 誰かが勝手に決めたスピードで
いつか何処かに落とした宝物 探してる こんなに狭い箱庭で」
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組織には目標があります。
僕が所属する部にも、長期目標・中期目標・短期目標があります。
長期目標と中期目標は、今は切羽詰っていないので(ふーん)という感じです。
でも、短期目標になると、実際の作業に落とし込んでいかなければならないので、切迫感が違います。
人員を基にして、詳細な計画に落とし込んでいくと、(こりゃ無理だ)と感じ始めます。
そして考え始めるのです。
(誰がこの目標作ったの?)
(どうして、人員も作業内容も決まってないのに、納期だけ決まっているの?)
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「早く、早く」
「スピードを持ってやれ」
「すぐやれ、今やれ、もっとやれ」
もっともなことだと思います。
ノンビリやっていたら、世界中にいるライバルに追い越されて、会社が無くなってしまうのですから。
そうしたら、僕らは路頭に迷ってしまいます。
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でも、本当にこれで良いのでしょうか?
「納期だけを決めて、あとは人海戦術のやっつけ仕事!」
「問題なんて、起きてから考えれば良いんだ!」
「考えていないで、とにかく進め!進め!」
こんなイイカゲンな仕事の進め方で、ライバル企業に勝てるのでしょうか?
また、こんな仕事の進め方で、メンバーはモチベーションを保ち続けられるのでしょうか?
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「じゃあ、どうすれば良いんだよ?」と言われても、僕は反論できません。
良い策も浮かびません。
でも、「もうこんな仕事の進め方はやめようよ」と言いたいです。
「もっとちゃんと皆で考えて目標と計画を作ろうよ」と。
目標を考える事にメンバーが加われば、モチベーションだって高まると思います。
計画に自分の意見が加われば、腹を括る覚悟だって変わってきます。
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目指しているゴールがあるなら ちゃんと教えてください。
明確なゴールが決まっていないなら、考えてください。協力しますよ。
勝手にスピードを決めないでください。
お願いです。
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