先日、本屋さんで、橘玲さんの「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015」を立ち読みしました。(実際は本屋さんの椅子に座って読んだのですけどね)
今から10年前くらいの僕は「金持ち父さん 貧乏父さん」のロバート・キヨサキにしびれていたので、二番煎じのように出版された「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」は好きになれず、表紙のイラストも気持ち悪かったので見向きもしませんでした。
「橘玲」という名前もなんとなく中国人ぽくて、読む気にならずにいたのです。
今思うととても残念です。もっと早くにこの本と橘さんに出会いたかったです。
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ざっと立ち読みした感じでは、ちょこちょこと改訂されてはいるけれど前作から大きく変わった点は少ないようです。
新しく追記されたのは「0章 黄金の羽根ができるまで」の部分です。
1990年代半ば、橘玲さんが35歳だった時に転職をしたことをキッカケに投資を始め、金融の知識を得て、執筆活動を始めるまでの振り返りが書かれています。この部分はとても興味深く、橘玲本が好きな人ならココだけでもこの本を買う価値はあると思います。
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ただ、今の僕は部屋の整理の『鬼』と化していて、「とにかくモノを減らしたい、もうモノを増やしたくない」という気持ちが強く、かさばる本を買うことができない状態なので、購入はしませんでした。
そんな僕のような悩みを抱える方は、「老後は誰もが一人の投資家になる」をお読みください。かなり要約されてしまっていますが、「黄金の羽根ができるまで」のエッセンスを読むことができます。日経の記事は、しばらく経つと会員以外は読めなくなってしまうので数日中にお読みくださいね。
※改訂版の「はじめに」は、こちらで読めます。
←でも結局買っちゃうと思う・・
コメント
まだ読んでませんが購入しました^^
以前は海外ファンドを推した著作が多くありましたが今では運用の基本部分を理論的にとらえているものが多くなりましたね。それでも読むに値する本だと思ってます。
クロスパールさん、コメントありがとうございます。
おぉ、既に購入済でしたか。うらやましい。
師と仰ぐ方の著書は多少重複があっても持っていないといかんですね。やっぱり買っちゃおう。(^^;)