毎日更新すると決めた以上、ネタ切れには注意しないといけません。
僕は本を読むことが好きなので、読んだ本のカテゴリも作ることにしました。
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お正月にダラダラしていた時に、実家にあったこの本を読みました。
『生きる悪知恵』 -正しくないけど役に立つ60のヒント- 西原理恵子 著
サイバラさんの本を一度読んでみたいと思っていましたが、なかなか読む機会がありませんでした。
大笑いしました。
これだけ笑える本って久しぶりに読んだ気がします。
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この本は、人生相談のような形式で書かれています。
まず「目次」に惹かれます。抜粋します。
【仕事編 商いは小さなことからコツコツと】
「使えない部下にイライラします」
「ある日突然カツラをかぶってきた上司に、どういう態度をとればいいかわかりません」
【家庭編 近くて遠くて好きで嫌いで】
「妻の飯がマズいんです。はっきり言うべきでしょうか」
「夫が脱サラして田舎暮らしをしたい、と言い出しました」
「娘が風俗のバイトをしているかもしれません」
【男と女編 ヤリたいときがヤレるとき】
「彼女のアソコが臭いんです。はっきり言うべきでしょうか」
「60代の父が30代の女性と同棲。妙にやつれてきました」
【性格編 直すより慣れろ】
「よく【お前は空気が読めない」と言われるのですが・・」
【トラブル編 上手なウソは人生の通行手形】
「夫が痴漢で逮捕されてしまいました」
「学校の先生がフレンドリーすぎてウザい」
・・・。
面白そうですよね。
こんな相談にサイバラさんがアドバイスをします。(悪知恵を授けます)
僕には5回くらい声を出して笑ってしまったポイントがありました。
なんか、身もフタもないんです。
平気で突き放しちゃうような回答もあるし。。
今、つらい思いをしている人はたくさんいると思います。いろんな事情があるでしょうけど、なんでそんな生真面目にやってるのかなって感じる。日本人って「正直であれ」とかよく言うけど、真面目すぎると生きづらい。もっとウソつきでいいんじゃないかと思います。
生きるってみっともないことだし、みっともなくていい。あの手この手で、どうにかして生き残った者が勝ち。
プライドでご飯は食べられません。
(あ、そうか。生きてくって大変だけど、考え方次第で何とかなりそうな気もするな)と思わせてくれます。でも、読売新聞の「人生案内」のような人生相談を期待している人や、すっごく真面目な人にはオススメしません。
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