「もう限界」「男はなぜこんなに苦しいのか」の記事で、ストレスを受けやすい人の傾向について書きました。
今回は、ストレス対策についてです。
ストレスなどから回復する力のことを心理学用語で「レジリエンス」と言いますが、人は誰でもこのレジリエンスを持っており、その力を鍛えることで心身症の予防は可能です。
ストレスに強い人の共通点として言えるのは、回復力を高めてくれるリソース、つまり自己表現の場をたくさん持っていることです。
我慢強くコミュニケーション力が高い「良い人傾向」の人は心身症になりやすいとお伝えしましたが、もちろん元気な人はたくさんいます。
そうした人は趣味が充実していたり、ペットを飼っていたり、広い意味での自己表現の場を持っていることが多いんですよ。ストレスは怒りや不満を黙って抑え込むことによって生じることが多いので、レジリエンスUPには、抑え込んだ感情を表現する場を生活の中でどれだけ持てるかが肝要なのです。
「レジリエンス」という言葉は初めて聞きました。
ここで書かれていることは、よーくわかるし、その通りだと思います。
でも、自己表現がちゃんとできて周囲とうまくやっていける人だったら、そもそもストレスなんてそんなに感じないわけで。
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僕みたいにコミュニケーション能力が低くて、人の好き嫌いがはげしい人の一番の処方箋は、
「やりたくないことは極力やらない」
じゃないかな。
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二番目の対策は、「うまく自分をだますこと」。
「今日だけがんばって会社行く、明日は休んでいい」とか、
「3年後に早期退職すると決めて、戦略を練って、カウントダウンをする」とか。
(ちょっと矛盾してるかな?でも僕はずっとこんなことしてましたヨ)
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自己表現と重なるものもありますが、メンタルヘルスを維持する上では、
「深呼吸」
「適度に体を動かす」
「睡眠」
「気持ちを話せる家族や仲間」
「自然との触れ合い」の5項目は基本となります。
これらを意識的に整えるだけでもかなりストレスが軽減されるので、ぜひ覚えておいてください。
これは、かなり納得です。全て大事ですね。
心の状態がヒドくなるとこの5項目ができなくなりますから、そうなってしまったらすぐに病院に行きましょう。
春は心が弱る季節です。気をつけましょう。
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