僕の人生を変えてしまうかもしれない2冊の本

今 僕が海外に行こうとしている理由で2冊の本を紹介すると書きました。

この2冊の本を、この短期間で3回ほど読み直しました。

「何かに出会うタイミング」というのが人生にはあると思うのですが、この2冊の本にはそんな因縁を感じました。

まず、神田昌典さんが書いた「これから10年、活躍できる人の条件」です。

最新の本ではなくて2012年2月に発行されています。既に読んだ方もいるかもしれません。

「あと10数年で会社はなくなる」「日本はさらに落ち込む」
本書で語られる衝撃的な予言の数々。しかし、それでも「これからの日本人はチャンスに満ち溢れている」と著者は言い切る。
それはなぜなのか。そして今我々がなすべきことは何なのか?答はすべて本書の中にある。

 
これからの日本、これからの日本の会社、これからの生き方や働き方、僕のような40代の人間が知っておくべき内容がテンコ盛りなので、とてもお勧めな本です。

本書の詳細な内容はたくさんの書評に譲るとして、僕が捕まえたキーワードは2つです。

「アジアの人口ピラミッド」 「会社で息苦しい人ほど能力を発揮する」

「アジアの人口ピラミッド」を見ると、日本にはもう人口ボーナスはなくなって資本主義経済的には下がり続けるだけ。
でも、東南アジアは日本の高度成長期のような人口ピラミッドが形成されている。
この波に乗れば、閉塞感の少ない、豊かな未来を夢見る人達のノリで、楽しく暮らしていくことができそう。

そして、「会社で息苦しい人ほど能力を発揮する」。
組織が硬直化して会社は消えていくだろう、時代の流れがそうなることを避けられないのであれば、会社で息苦しくなってしまった人は、しがみつくことを辞めて新しい道を探した方がいい。

解釈が間違っているかもしれませんが、僕は本書で書かれていることをこのように捉えました。

2冊目は澤木恒則さんの「大資産家になるためのアジア副業マニュアル」

大資産家になれるかどうかは置いておいて、本書で書かれているメッセージを要約すると、

「日本で生きづらい、うまくいっていない → 手っ取り早く人生を変えるには『住む場所を変える、付き合う人を変える、生きている時間配分を変える』のが早道である」

「東南アジアに家買って住んじゃえば?」「東南アジアはこれから物価が上がるけど今なら家が買える」

「家を買うまでしなくても、東南アジアに拠点を置いて、輸入や輸出のビジネスを小さく始めれば少なくとも旅費を浮かすことができる」

「小さく始めた輸入輸出ビジネスや不動産ビジネスなどを段々に本格化して自分の事業にしていきましょう」

ざっくりと書くとこんな感じのことが書かれています。

さらに、本書には、実際に会社員がスモールビジネスを始めて大きくしていく手順や実例などが紹介されていて、その気にさせてくれます。

失敗したとしても、日本で大きな不動産(マイホームを含む)を買うよりはリスクが少ない、とも書かれています。

もし、今の段階で完全リタイアやセミリタイアができるだけの経済的余裕があるのならば、僕は、成熟しつつある(?)日本社会でゆったりと過ごしたいと思っています。(僕は日本大好きです)

でも、家族のために雇われない働き方をしてお金を稼がなければいけないなら、日本で稼ぐのはツラいことなんじゃないかなと思っています。

それは、成熟しつつある日本でモノは売れにくいし、ボーナス的な出来事が少子高齢化の進む日本には起きにくいだろうな、と思っているからです。

会社員であることをあきらめたこのタイミングに、この2冊の本に出会って、影響を受けたので、、、

実際に東南アジアに行ってみて、僕が生まれた頃の日本のような場所を見つけて、まずは「お宝の原石」を見つける旅をしてみようと思います。

何にも見つけられなくても、単純に海外旅行が楽しければ、それはそれで良いと思っています。

では、行ってきます。

追伸:昨日の記事の件で、励ましのコメントやメールをくださった方々、ありがとうございました。泣きそうになりました・・。これからもよろしくお願いします。

   
 

コメント

  1. いってらっしゃい、楽しんで!

    • 正吉 より:

      招き猫の右手さん、コメントありがとうございます。
      返信遅れちゃってゴメンなさい。楽しんでおります。(^^)

  2. Tsutome より:

    その2冊、読みました。前者の神田さんの本では、iPhone5 の状況を当てられたのは驚きました。その後の著者でも、その点、解説しておりますね。後者の澤木さんの著書、僕も感銘して実際にセミナーに行き、直接お話を伺いました。その影響もあり、実際に東南アジアに行きました。

    こういう事を言うのは、心苦しく感じますが、旅行後劇的に何か人生が変わったかと申しますと、今現在、正直大きな変化はございません。しかし、思うには、まずは絶対に「経験値」が大切なので、人によっては色々と感じることはあると思います。

    澤木さんがおっしゃられたことで印象に残っている言葉があります。

    東南アジアの人々は、日本人の事を NATO とよく言っていると。

    No Action, Talk Only.

    自分の周りを見渡して考えると、響いた言葉でした。
    21 世紀の生き方は Action, and Do what you want だと思います。

    これからも、語り続けてくださいね!

    • 正吉 より:

      Tsutomeさん、コメントありがとうございます。
      うわぁ、ホントに読んでる本が一緒ですね。なんかすごくうれしいです。澤木さんのセミナーまで行かれているんですね。すごい。
      有言30%実行くらいはいきたいなぁと思います。

  3. p太郎 より:

    東南アジアは良いですね。

    東南アジアの喧騒の中にいると、
    活力をもらえますね。

    応援していますので、旅行楽しんできて下さい。

  4. さいら より:

    楽しんできてね。
    道中ご無事で。。

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