2月の半ばに、次男くんが留学中のオーストラリアに帰って行った。
彼はオ-ストラリア留学2年目となる。
見送りは僕と妻の2人。
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1年前にも見送りに来たんだけど、その頃はコロナの影響で空港に全然人がいなくて、検査とかも厳しくて、、、
彼がオーストラリアに着いてからの予定もハッキリしていなくて、彼自身も不安だっただろうし、僕ら見送る側もとても心配だった。
彼が出国ゲートに頼りなく消えていったのを見て、妻は泣いてしまっていた…。
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でも、今回は2回目。
彼も慣れたもので「じゃ、またね~」って感じで、元気に出発したので、笑顔で見送ることができた。
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妻の実家が川崎なので、その日僕と妻は川崎の義姉の家に泊まらせてもらうことになっていた。
僕は1泊だったけど、妻は同窓会などがあったので4泊5日の宿泊。
僕は、一足先に山梨に帰った。
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山梨の家には、春休みでバイト漬けの大学生の長男くんがいるので、2人で家事を分担することにした。
長男くんは風呂掃除と洗濯。僕は炊事。
炊事といっても、料理はほとんど作らないので、洗い物係みたいなものだ。
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2日目に、長男くんがバイトだったので、僕が代わりに風呂掃除をした。
バイトから帰ってきた長男くんが「あ、お風呂洗ってくれてありがとう」と言った。
「おー、いいよぉ」って僕が返すと、長男くんがちょっと考える感じで、こう言った。
「本当はさ、母にも毎回『ありがとう』って言わないといけないんだよね…」
(あ、確かに)
「なんだか母にやってもらうのが当たり前になっていたね」と僕も言った。
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「ちょっとさ、オレが春休みの間は、何か家事をやるわ」と長男くんが提案してきてくれたので、
「うん、そうしよう」と僕も返した。
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そして、妻が帰宅し、その話をすると、妻はとても嬉しそうな顔をした。
3人で協議した結果、
長男くんは、毎日の風呂掃除、
僕は、毎晩の食器洗いをすることにした。
今までも全く家事をやらなかったわけではないけど、明確な役割分担はしていなくて、何もなければ妻任せだった。
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というわけで、僕は毎晩食器洗いをしている。
といっても、洗ってくれるのは、ほとんど「食洗機」だ。
水道光熱費が値上がりして「実は食洗機の方が安く済む」みたいなことをテレビでやっていたので、食器洗いは食洗機に任せることにした。
大きい鍋や、プラの食器は手洗いしている。
食洗機って偉大だなー。
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明確な家事分担を始めて2週間が経った。
妻はとても喜んでいる。
食器洗いをしないで済むと考えると、料理のハードルが下がるのだそうだ。
良かった。
妻がうれしそうだと、僕もうれしい。(^^)
洗い物は昔からそんなにキライではない。
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ヘンな夫婦喧嘩が起きなければ、このままの状態が続くと思う。(^^;)
この平和がいつまでも続きますように。
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