今までも何度か、家族旅行をしたことはあったけれど、いつも僕に余裕が無くて、息子くんたちも幼かったから常に目を光らせていなければならなくて、ギスギスした雰囲気を漂わせながらの家族旅行が多かったように思う。
でも今回は、高2と中3の息子くんはほとんど大人なので、ゆったりとした旅行ができた。
僕も、心にも時間にも余裕ができているので、さらにダラシなくしていられた。
今回の旅行中、僕はほとんど怒ることがなかった。(三河ナンバーのベンツにアオられた時だけ怒った)
すごく楽しい家族旅行だった。
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USJのアトラクションを奇声を発して楽しんでいる息子くん2人を見ていたら、
吉本新喜劇を見て大笑いしている妻を横目で見ていたら、
家族で美味しい串揚げや鶏料理を食べて静かな幸せを感じていたら、
「欲」が出てきた。
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「もっと妻といろいろな場所に行きたい」
「もっと家族で旅行したい」
「息子くん2人が大学生になって時間の余裕ができれば、家族で海外旅行にだって行けるかもしれない」
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「妻のパートを辞めさせたい」
「僕には時間の余裕ができたけど、妻にも時間の余裕を持たせてあげたい」
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そんな思いが生まれてきた。
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「贅沢旅行をするために心を失って忙しく働く」なんてアホなことはしたくないけれど、
効率良く仕事をして少しだけ余計にお金を稼いで、そのお金をありがたく使って小さな幸せを味わう、みたいなことを夢にしてみてもいいのかもしれない。
最初から小さくまとまらないで、少し背伸びをしてみてもいいのかもしれない。
そんなことを思った。
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