僕には4人の上司がいます。
「専務」、「役員」、「部長」、「課長」の4人です。
直属の上司である「課長」が上層部からの指示を受けて、部下の僕に指示を出すのが本来の姿であり、理想です。
しかし、現実には この4人が僕に、意思統一の出来ていない指示をそれぞれ出します。
これが とてもややこしいです。
上司の4人から、それぞれの案件の進捗状況を聞かれます。
役員:「おい、B案件はどうなってるんだ?」
僕 :「今は専務からのA案件を進行中で、B案件はストップしています。」
役員:「B案件の催促をされてるんだよ、早くやってくれ。」
僕 :「専務のA案件を片付けたらやります」
役員:「じゃあ、今すぐB案件の計画を作ってくれ」
こうして、専務のA案件が滞ります。
時間内では間に合わないので、残業や休日出勤、家に仕事を持ち帰る、などで対応をします。
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4人の希望を全部満たす、なんてことは不可能なので、課長に相談します。
課長:「大変だね。部長に報告して何とか負荷を下げるように言ってみるよ。
ところでC案件の方はどうなってるの?」
部長:「忙しいらしいな。大丈夫か? でも、オレが頼んだD案件は今週中に頼むぞ。」
役員:「B案件の計画はどうした?」
専務:「A案件はまだ出来ないのか?」
・・・。
もうワケがわからなくなります。
優先順位の付け方がバラバラになります。
そもそも こんな状態にならないように「組織のピラミッド」は出来ているはずです。
毎週上司4人が集まって会議をしているけど、何を話してるんだろう?
同僚や部下に、仕事を頼もうにも、それぞれに忙しくて仕事を割り振ることが出来ません。
彼らが忙しい理由は僕が頼んだ作業が原因だったりするので、振ることが出来ないのです。
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残業をして、それぞれの案件の体裁を整えていると、
部長:「残業ばかりしてないで、組合がウルサイから早く帰れよ。」
・・・。
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