2週前、茅が岳登山に初挑戦しましたが、準備不足と体力不足のため、途中で断念しました。
今回は準備をしっかりして、茅ヶ岳(かやがたけ)山頂を目指しました。
梅雨の晴れ間の、2015/6/23 10:30に「深田公園駐車場」に到着。
ハイカットの登山靴を履き、手にはステッキタイプの杖(トレッキングポール)を持って出発です。前回は500mlのペットボトル1本でしたが、今回は2本準備しました。
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10:35 駐車場から出発します。
30分ほど歩いた所で、舗装道路を横切ります。
前回もそうだったんだけど、(まだココかぁ・・)と思うと引き返したくなります。(^^;)
人工のモノを見ちゃうと、里心が出るのかな?
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ゆるやかな登り道を1時間歩いて「女岩」に到着します。前回と同じくらいのペースです。
※2015/6現在、落石の恐れがあり「女岩」には入れません。水場もあるようなのですが、立ち入れないため給水が出来ないので注意してください。
前回は、「女岩」から始まる急斜面を登り、途中で力尽きましたが、今回は気合いが入っているので更に登って行きます。
鎖場があるほどではありませんが、デブには厳しい登り道です。両手を使って岩や木につかまりながら登っていきます。
前回と同様、土が乾いておらずツルツルになっていて、危険な箇所もあります。
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厳しい登りが終わると、少しゆるやかな登りになりますが、やっぱりデブにとって厳しい道です。何回も休憩しました。
休憩中は、木々の緑と風の音に癒されます。
「女岩」から30分ほど歩いて、ようやく両端が切り立つ稜線に着きます。
稜線をしばらく登って行くと、「深田久弥氏 急逝の碑」があります。
深田久弥さんは、「日本百名山」の著者で、この場所で倒れて亡くなったそうです。
お墓に両手を合わせて、頂上を目指します。
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狭い登山道をすり抜けるように登って行きます。
そして、頂上に着きました!こじんまりとした頂上です。
頂上からの眺めはあまりよくありませんでした。(泣)
隣の金ヶ岳はよく見えますが、富士山や八ヶ岳など他の山は雲のせいで、甲府方面の街並みも草木のせいであまり見えなかったです。。。
頂上からの景色がいまいちなのが、この山の人気があまりない理由なのかも。。。
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頂上で少しだけ休憩して、下りはツルツルの泥道ですべらないように気をつけて帰ってきました。
「深田公園駐車場」に到着したのは14:25。約1時間20分で降りてきました。
平日の午後の駐車場には僕の車しかありませんでした。
少し淋しい風景。
今日、上り下りを通して、すれ違った人は男性1人だけでした。
街や絶景を見下ろせるポイントが特になく、あまり人気はありませんが、登り始めがゆるやかなこの登山道を黙々と歩くのは、何だかとても良かったです。
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というわけで、リベンジをきっちり果たしました!
無事家に帰り、まだ15時だったけど、よく冷えたカチワリビールを飲みました。
「茅ヶ岳に乾杯!よくやった自分!」
■行程
10:30 深田公園駐車場 出発
11:30 女岩
12:25 深田久弥氏 終焉の地
12:45 茅ヶ岳頂上 到着
13:05 茅ヶ岳頂上 出発
14:25 深田公園駐車場 到着
コメント
私、ガリなせいか、登山仲間の間でも結構早いほうなんですよ。
大抵は一番最初に登頂してしまいます。
体重が軽いぶんだけ、自分を持ち上げる脚力がいらないんでしょうね。
こと登山に関してはガリのほうが有利なようです。
招き猫の右手さん、コメントありがとうございます。
登山家の方って、小さくて華奢に見える方が多いみたいですね。
デブに登山はツラいです。滝のような汗が出ます。(^^;)
こんばんは。
今度は完登出来てよかったですね。天気がイマイチで山頂からの展望がよくなかったのは残念でしたでしょう。しかし、あの「日本百名山」の著者がこの山で急逝したとは知りませんでした。この事をもっと世間に知ってもらえば、”偽八ヶ岳”の登山者も増えるかもしれませんね。とにかくお疲れ様でした。
パルタ7さん、コメントありがとうございます。
そうなんです。茅ヶ岳の登山口に「深田久弥記念公園」があります。いつも帰りはヘロヘロで行けないので、次は出発時に立ち寄りたいと思っています。