2022/2/20、日曜日の早朝でした。
朝起きて、玄関に行ったら、妻が泣いていて、愛犬くんが冷たくなっていました。
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覚悟はしていました。
彼は、柴犬の♂で、15歳と半年。
後ろ足が効かなくなって長い距離を歩けなくなり、1か月前くらいからは自力では立てなくなっていました。
最後の1週間は、ゴハンをほとんど食べず、水もあまり飲めなくなっていました。
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彼との出会いは13年前。
犬を飼うことが夢だった僕は、犬の譲渡会の会場で彼を見つけました。
何となく哀愁のある、おとなしそうな柴犬クンでした。
そのとき彼は既に2歳で、彼を飼っていたおじいさんが飼えなくなり、里親を探していたのでした。
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あまりしつけが出来ていなくて、もう成犬になっていたから、しつけることが難しくなっていました。
なので、ワガママに育ててしまいました。
でも、ちゃんと散歩をしてゴハンとお水さえしっかりあげていれば、めったに吠えない、静かな優しいヤツでした。
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一昨年の秋頃から、夜中に吠えるようになりました。
この1年半は、彼の介護との戦いでした。
正直、大変でした。
「犬の介護」については何度も調べたし、「犬の安楽死」で検索をしたことも数回あります。。。
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もうこれからペットを飼うことは無いと思います。
僕にはその資格が無いと思うし、こんな悲しい思いもしたくないです。
今度は僕が先に死んじゃうかもしれないしね。
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夜中に吠えるキミに怒鳴ってしまったり叩いてしまったりしてごめんね。
キミと散歩をすることで僕の健康も守られていたと思う。ありがとう。
15年家族でいてくれて、どうもありがとう。
さよなら。
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参考記事:
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