起業したので「起業しました」って触れ回ってたら、結構近くにいる銀行員(ミスターJ)から「失敗するなよ」って言われました。
「失敗ってなんでしょうね?」ってやんわり聞いたら、
「気を悪くしないで聞いて欲しいんだけど・・」という前振りから、ミスターJはこう言いました。
「起業する会社の生存率を教えてあげる。
1年生き残る会社は40%、
5年生き残る会社は15%、
10年生き残る会社は、たった6%なんだ」
(数字は後で正吉が調べました)
「だから失敗して大怪我しないようにね」とのことでした。
この言葉はありがたく頂戴いたしました。
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こういうのって、よく聞く話なんだけど、
今回僕が言いたいのは、
「起業に失敗」したからって「大きなリスクがあるのが当たり前とは限らないんじゃないの?」ってことです。
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例えば、僕の場合です。
僕は個人事業主として起業するんですけど、起業なんて税務署に「開業届け」出すだけです。
(正確には他にも「青色申告承認申請書」も出すけど)
事務所ありません(自宅)、借金しません、机と椅子とパソコンとネットで仕事始めます、(あ、パソコン買っちゃったけどね)
で、いろいろやるつもりだけど、仕事のメインは「Webデザイナー」だとします。
仕事が取れなきゃ今までどおり貯金を食いつぶして生活するだけです。
例えば、5年間まるっきり利益が無きゃ廃業届け出して、5年間生き残れなかった85%の一人になるんだろうけど、それって「大きなリスク」なのかな?って思う。
1年くらい食えなきゃ、さすがに他の道を探すだろうし、雇われて働いたりもするかもしれないけど、それって「失敗」なの?
(あ、なんか、違ったな)って思うだけじゃないかと。
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生き残れなかった人が再挑戦して起業したら、会社の「生存率」は、その分下がるわけで・・。
そんな「生存率」に意味なんかあるの?って思いました。
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ま、でも、「失敗」しないに超したことはないわけで、明日もがんばろう。
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