「『会社を辞めたい』という人は成功しない」を読んで感じた違和感

スポンサーリンク

前回、僕が38歳のときに書いていた少し恥ずかしいメモ「なんで起業なの?」という記事を過去メモを引用して書いたんだけど、そのキッカケとなったことについて書きます。

昨日、ネット徘徊をしていた時に下記の記事を見つけました。

「会社を辞めたい」という人は成功しない――年間2億以上稼ぐ事業家の成功のポイント | ZUU online

不動産投資で年間2億円以上を稼ぐ人が書いた記事でした。

この記事を読んで、何となく全体的には良いことが書いてあるなー、と思いました。

・本当にやりたいことを明確にして、紙に書いていつも見る

僕も過去記事で同じようなことを書いていました。

仕事で使っていた計画表に走り書きしたような内容ですが、その通りに事が進んでいます。

なんだか少しコワイ感じがするくらいですが、これで2014年に無事(?)会社を辞められたら「書くと実現する」ってホントなのかも?って思います。

「書くと実現する」は本当か

でも、何でだかわからないんだけど、すごく大きな違和感も同時に感じました。

この違和感はどこから来るのかなぁ?と思って、何度も記事を読み直しました。

僕が違和感を感じたのは、下記の部分だと思いました。

私が面談で「不動産投資でキャッシュフローを毎月100万円を得たら、何をしたいですか?」と質問したとき、「会社の仕事が辛いので、早く会社を辞めたい」という言う人いるのですが、このような人は絶対に成功しないものです。

(中略)

これまで私は不動産投資で成功している著名人にもお会いしてきました。なかには不動産賃貸業ではなく、IT企業を経営し上場させたり、会社をバイアウトして何十億円も持っている、いわゆる死ぬまでお金に困らない人にもお会いできるようになりました。

そのような成功者たちの話を聞いていると、「 僕は○○をやりたい!」「人生で○○を実現したい!」という目標や夢を明確に持っています。「自分は何をやりたいのかな? 」「 海外にでも住もうかな?」なんて言う人に会ったことがありません 。

この引用部分に「成功」という言葉が3回出てきます。

・絶対に成功しない

成功している著名人

成功者たち

「成功」って何だろう?

「会社の仕事が辛いので、早く会社を辞めたい」という言う人が会社を辞められて、自由な生活を送れるようになれば、それは十分に「成功」なんじゃない?

死ぬまでお金に困らなくなれば、それが「成功」なの?

ここまで考えて、(そういえばむかーしに「成功の定義」を考えたことがあったな…)と思って、自分が書いたメモを探し始めた、というワケなのでした。

13年前、僕が38歳のときに書いたそのメモを見つけました。

そのメモにはこう書いてありました。

「成功」とは、
「自分にとって価値のある目標を、前もって設定し、段階を追って、達成している状態のこと」

う~ん、カッコいい。(^^;)

自分で考えたワケではなく、たぶん、昨日紹介した本「1人ビジネス『完全成功』マニュアル」を書いた西田光弘さんが定義してくれた言葉だったと記憶しています。

でも、僕にはこの「成功の定義」がすごくシックリきたのです。それは今でも変わりません。

達成したい目標や夢は、あくまでも「自分にとって価値のあるもの」です。

他人や世間が認めたりするものではなく、収入や利益の大小でもないから、比較することはできない。

他の人から見たら「何なのその目標?ショボッ!」と思われる目標や夢でも良い。

そんでもって、その目標や夢を達成していなくても、追い続けていられれば良い。

そこに向かっている過程が楽しければ、それで良い。

その状態が「幸せ」であり、「成功」ってヤツなんじゃないかな、なんてことを考えました。

ま、確かに、お金がたくさんあれば、選択肢も増えるし、生きるのも楽しくなるだろうから、ちょっと負け惜しみのようなところもあるんだけどもね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました